新ベアボーンをテスト! ASRock DeskMeet B660/X300を試す【後編】:容積8Lで拡張性も十分(1/3 ページ)

» 2022年06月20日 12時00分 公開
[マルオマサト,ITmedia]
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 ASRockの「DeskMeetシリーズ」は、同社のベアボーンPCシリーズに加わった新製品だ。容積8Lの手頃なサイズとグラフィックスカードを搭載できる拡張性を両立しているのが特徴で、「DeskMeet B660」はIntelのLGA1700プラットフォーム、「DeskMeet X300」はAMDのSocket AM4プラットフォームを採用し、それぞれTDP 65WのCPUに対応している。

 6月24日の発売を前に、前編で両モデルの特徴を取り上げたが、この後編ではそれぞれにグラフィックスカードを含めたパーツを組み込み、性能を中心に検証した。

DeskMeet B660 DeskMeet X300 ASRockのDeskMeetシリーズは、容積8Lのコンパクトサイズで拡張性にも優れる新型のベアボーンPCだ。DeskMeet B660はIntelのLGA1700対応、DeskMeet X300は、AMDのSocket AM4対応だ

メモリを4基搭載できるのは強み、PCI Express 4.0対応はIntelのみ

 まずは両者のスペックをおさらいしてみよう。B660とX300ともに、マザーボードはメモリソケットを4基搭載しており、最大で128GBのDDR4メモリに対応する。汎用(はんよう)のMini-ITXフォームファクターのマザーボードではスペースの関係上、メモリソケットは2基の製品がほとんどだ。これだけのコンパクトさで4基のメモリを搭載できるのは、ベアボーンであるDeskMeetシリーズならではの強みだ。

 DeskMeet B660(Intel)とDeskMeet X300(AMD)両者の主なスペックを表にまとめてみたが、Intel B660チップセットの方がAMD X300チップセットよりも新しいこともあり、機能的には少し優位性がある。

 B660ではPCIe 4.0に対応するのに対し、X300はPCIe 3.0までの対応にとどまっている。つまり、X300の方では、現在ハイエンドクラスで標準のPCI Express 4.0 x4対応SSDを装着しても本来の性能は発揮できないので、この点は注意したい。

DeskMeet B660 DeskMeet X300 DeskMeet B660とDeskMeet X300のスペック

Core i5-12400FとRyzen 7 5700Gでテスト

 今回システムに搭載したパーツについては、表にまとめた。CPUはTDP 65Wまで対応しており、B660はIntel Core i5-12400F、X300はAMD Ryzen 7 5700Gを利用した。調達の都合上、CPUの価格帯をそろえられていないので、あくまで参考として見ていただきたい。

DeskMeet B660 DeskMeet X300 テストに利用したシステムの主なスペック

 また、内蔵できるCPUクーラーの最大高は54mmまでとなる。B660/X300とも共通で、ここではアイネックスのアイネックス「IS-40X-V2」を使用している。

 グラフィックスカードは、2スロット仕様の製品を内蔵でき、長さは約20mmまで対応する。今回は、ASRockの「AMD Radeon RX 6600 XT Challenger ITX 8GB」(カード長は約179mm)を使用した。

DeskMeet B660 DeskMeet X300 Intel(B660)モデルにはCore i5-12400Fを搭載してテストした。第12世代Core i5の中でもコストパフォーマンスが高く、売れ筋のモデルだ
DeskMeet B660 DeskMeet X300 AMD(X300)モデルには、Ryzen 7 5700Gを搭載してテストした。今回はグラフィックスカードを搭載するので、GPU内蔵である必要はなかったが調達の都合上これを利用した
DeskMeet B660 DeskMeet X300 CPUクーラーについてはIntel(B660)、AMD(X300)両モデルとも共通で、アイネックスのアイネックス「IS-40X-V2」を使用している
DeskMeet B660 DeskMeet X300 グラフィックスカードには、ASRockの「AMD Radeon RX 6600 XT Challenger ITX 8GB」を利用した。カード長約179mmのショートサイズモデルだ
DeskMeet B660 DeskMeet X300 ストレージは、容量2TBのCFD販売「CSSD-M2B1TPG3VNF」(PCI Express 4.0 x4対応)をM.2ソケットに装着している

 続いて、ベンチマークテストの結果を見ていこう。

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