米Microsoftは8月23日(現地時間)、教育機関向けの「Teams for Education」に「Reflect」や「ホームページ」など複数の新機能を追加すると発表した。
同社は、自己認識と自己管理が生涯学習にとって重要なスキルだとしており、Reflectはこういったスキルを培うためのツールと位置付けられるものだ。学生はReflect上で自分の感情を表現する。誰がどのような感情を選択しているかは教師側だけが確認でき、困難な感情を選択した学生と1対1で連絡を取ることが可能だ。
また、クラスメートがどのような感情を選択しているのか一覧できる「Togetherビュー」も用意されており、他者への共感も築けるとしている。
もう1つのホームページ機能は、クラスコミュニティーのハブとして機能するもの。最新の連絡事項や固定されたクラスリソース、今後の課題、最近編集されたクラスファイルなどを確認できる。
教師によるカスタマイズも行え、課題の作成とレビューがiPadやAndroidタブレットでも利用可能となる。
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