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Microsoftが「Windows 11 2022 Update(22H2)」をリリース Proでも初期設定の「インターネット接続」が必須に順次配信開始(2/3 ページ)

» 2022年09月21日 02時00分 公開
[井上翔ITmedia]

より高い生産性を得られるようにするための改善

 Windows 11で新たに実装された、ウィンドウの配置をしやすくする「スナップレイアウト(Snap Layout)」機能も改善される。

 従来はWindowsキーを押しながらZキーを押すか、マウスポインターをウィンドウの「最小化」「元のサイズに戻す」ボタンに持っていくとスナップレイアウトを起動できた(※1)。新バージョンでは、これらに加えてウィンドウの画面上方へのドラッグでも呼び出せるようになった。この場合、希望するレイアウトの所でドラッグを解除すればその通りにウィンドウが配置される。

 加えて、Microsoft Edgeを利用している場合は、個々のタブをスナップ対象として指定できるようになる。

(※1)タッチ操作可能なデバイスの場合、「最小化」「元のサイズに戻す」の長押しでも呼び出し可能

スナップレイアウト Windows 11の便利機能の1つであるスナップレイアウトにも改善が加えられる

 作業に集中したい際に通知を制限できる「集中モード(Assist Mode)」は、「応答不可モード(Do Not Distrub)」と「フォーカスセッション(Focus Session)」に事実上リニューアルされる。

 応答不可モードはアプリの通知をオン/オフできる機能で、通知センターからオン/オフを切り替えられる。オンにしている間も通知したい機能やアプリがある場合は、設定画面から指定することも可能だ。

 フォーカスセッションは、一定時間(最低15分/最大240分)の間、作業に集中できるための設定(応答不可モードの有効化、タスクバーのアプリバッジの無効化、アプリアイコンの点滅の無効化など)を一括設定してくれる機能だ。通知センターの下方の表示から時間を指定して起動できる他、「時計(Clock)アプリ」から設定して連動させることもできる。

 なお、フォーカスセッションはアクセシビリティ機能の1つでもあるという。

新フォーカス 集中モードは応答不可モードとフォーカスセッションとして事実上リニューアルされる

「つながり」「想像」「遊び」につながる新機能/改善

 Web会議アプリを中心に、昨今はPCに内蔵されたWebカメラやマイクを使う機会が増えている。そのことを踏まえて、今回のアップデートでは「Windows Studio Effects」という新機能が実装された。

 Windows Studio Effectsは「背景ぼかし」「視点の自動調整機能」「オートフレーミング」「雑音除去」といった、従来はPC(ハードウェア)メーカーがそれぞれ実装していたビデオ/オーディオに関するAIベースのエフェクトをOSレベルで統合している。ただし、これを使えるハードウェアは、別途要件が定められている。

Windows Studio 従来はPCメーカーが独自に実装していたAIベースのビデオ/オーディオエフェクトをOSレベルで実装するようになった

 ゲーミング関連では、Windows 10/11に標準搭載されている「Xbox Game Bar」に「Controller Bar」という新しいビューが追加される。このバーはXboxコントローラー(互換品を含む)のXboxボタンを押すと呼び出せるようになっており、簡易的なゲームランチャーとして利用できるようだ。

 その他、ゲーミング向けには以下の新機能や機能改善も行われる。

  • DirectX 10/11ベースのゲームをウィンドウ表示する際の機能改善
    • 表示遅延の大幅な軽減
    • Auto HDRを利用可能に
    • VRR(可変リフレッシュレート)のサポート
  • 「HDRキャリブレーション」アプリの実装
    • HDR(ハイダイナミックレンジ)対応ディスプレイにおける色の調整がしやすくなる
  • DirectX 12ベースのゲームにおける改善
    • Auto HDRをサポートするゲームの拡大
    • DirectStorageを利用できるストレージ構成の拡大(RAID0でも利用可能に)
コントローラー Xboxコントローラーでの操作に最適化された「Controller Bar」

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