グラフィックスカードで目立っていたのは、ASRockから登場した「Intel Arc A380 Challenger ITX 6GB OC」(A380 CLI 6GO)だ。搭載しているGPUはIntel Arc A380で、6GBのGDDR6を備える。AV1のハードウェアエンコードに対応しており、動画配信やクリエイター向けアプリでも高速化に貢献する。2スロットを占有するシングルファン(約10cm)を組み込んでおり、価格は3万円弱だ。
IntelのディスクリートGPUを搭載したグラフィックスカードが店頭に並んだのは、1998年発売の「Intel 740」カード以来のこと。注目度は高く、供給量が少なめだったこともあり、多くのショップで売り切れの札が貼られていた。
ただ、売れ行きはそこまで多くを求められていない様子だ。某ショップは「性能面と価格面ではGeForce GTX 1650クラスのライバルといえますが、発売前のレビューを見る限り、まだちょっと玄人向けという印象がぬぐえません。ゲーマー向けというより、クリエイター向けの設計という点を加味しても、第3のGPUブランドになるには越えるべきハードルがいくつかありそうだなと思います」と率直な感想を教えてくれた。
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