最後にバッテリー駆動時間についても触れておこう。
バッテリー容量は約70Whで、バッテリー駆動時間は公称で約7.4時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)、Core i5モデルは約7.8時間だ。充電はThunderbolt 4から行い、製品には90WのACアダプターが付属している。もちろんUSB Power Deliveryでの充電も行える。
PCMark 10のバッテリーテスト(Modern Office)では、意外なことに公称値より長く、7時間39分(約7.7時間)という結果だった。バッテリー駆動時間は利用方法によっても変わってくるが、6〜7時間は持つと考えて良さそうだ。
14.5型の大型な有機ELディスプレイに、ギリギリの可搬性を維持した約1.6Kgという重量を実現しており、ビジネスや学習、エンタメ用途で活躍しそうだ。CPU本来の性能を発揮できれば、クリエイティブ用途やゲーム用途でも十分使えそうなのだが、今回のテスト結果を見る限りではCPUとGPUに同時に高負荷が続くシーンでは厳しそうだ。
とはいえ、全くの不向きというわけでもないので、4K動画の書き出しなど、長時間高負荷な状態が続かなければある程度は問題ないだろう。ノートPC冷却台を利用するなど、工夫のしがいはあるかもしれない。
本機の価格は、同社の直販サイト「ASUS Store」で21万9800円(税込み、以下同様)で、OfficeスイートをWPS Office 2 Standard Editionすれば18万9800円、CPUをCore i5にすると16万9800円となる。また、ASUS Storeで購入すると、「ASUS Store限定30日間返品保証キャンペーン」の対象となる他、ユーザー登録(購入後30日以内)を行うだけで保証の範囲を広げられる「ASUSのあんしん保証」も用意されているので、上手に活用したい。
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