Amazonが「第2世代Echo Auto」や「Halo Rise」などを米国で展開 Intelがスマホ連携アプリを発表週末の「気になるニュース」一気読み!(10月2日号)(1/2 ページ)

» 2022年10月02日 08時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。世界中には、結構面白い話題があるものです。この記事で一気にチェックしましょう!

米Amazonが新型Echo AutoやHalo Riseなど複数デバイスを発表

 米Amazonは9月28日(現地時間)、新デバイス発表イベント「Amazon Devices Launch 2022」を開催し、複数の新デバイスを発表した。「Kindle Scribe」や「Echo Studio」「Fire TV Cube」など、いくつかは日本でも発表されているが、ここでは日本では未発表の製品を紹介しよう。

Halo Rise

 「Halo Rise」は、ベッドサイドに置く睡眠トラッカーだ。日の出や日没をシミュレートできるライトを備えており、朝は徐々に明るく、睡眠時は徐々に暗くするなどして睡眠をサポート。睡眠段階を監視し、最適なタイミングで起こすスマートアラームも搭載する。

 非接触の低エネルギーセンサーと機械学習を利用することで寝ているユーザーの動きや呼吸を感知し、睡眠段階を判断する。

 なお、フル機能を利用するには「Haloメンバーシップ」(月額3.99ドル)への加入が必要だが、Halo Riseには6カ月メンバーシップが含まれている。価格は139.99ドルで発売時期は「Coming Soon」となっている。

Halo Rise 「Halo Rise」

Echo Auto(2nd Gen)

 「Echo Auto(2nd Gen)」は、日本でも発売されている車載用「Echo Auto」の後継モデルだ。スマートフォンのAlexaアプリと接続して利用するという機能に変更はないが、ボタンを搭載したマイクモジュールと、スピーカーのある本体とが分離した形状になったことで、設置の自由度が大幅にアップした。

 米国での価格は54.99ドル、発売時期は「Coming Soon」となっている。

Echo Auto(2nd Gen) 「Echo Auto(2nd Gen)」

家庭用ロボット「Astro」がアップデート

 「Astro」は2021年のイベントで発表され、現在は招待制で販売されている家庭用の見守りロボットだ。今回のアップデートにより、家庭用ロボットとしてだけではなく、中小企業でのセキュリティロボットとしても利用可能になる。

 例えば夜間にアラームが鳴ると、Astroは自律的に何が起こったのか調査しに向かい、その様子をカメラを通じて確認できる。また侵入者を見つけた場合には、双方向での会話により警告することも可能だ。

Astroがアップデートし、ペットを認識可能になる 「Astro」がアップデートし、ペットを認識可能になる

 家庭用としては、犬や猫を検出可能になる。Astroが家庭内を見回り中にペットを見つけると、その様子を短い動画クリップにして送信してくれる。この他、普段は開いている猫のトイレがある部屋のドアが閉まっているなど、事前に学習した状態と異なる部分があれば、カメラから画像を送信して通知するようになる。

 まずはドアや窓の状態から開始し、将来的には家電製品やペットのエサなどを含め、より多くのことに対応する予定としている。

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