東日本旅客鉄道(JR東日本)は10月7日、Googleが10月13日に発売するスマートウォッチ「Pixel Watch」において、ICカード乗車券「Suica(スイカ)」を利用できるようにすることを発表した。利用できる機能はチャージした残高を利用した「鉄道/バスの乗車」「物品の購入(電子マネー)」のみとなる。
Pixel WatchでSuicaを利用するには、Pixel Watchの他に以下が必要となる。
(※1)Visa、Mastercard、JCB、American Expressブランドのクレジット/デビット/プリペイドカード
おサイフケータイ(モバイルFeliCa)を搭載するAndroidスマホでは、既に「モバイルSuicaアプリ」「Google Payアプリ」などを通してSuicaを利用できるが、Pixel WatchのSuicaはこれらから“独立”したサービスとなる。
Suicaの新規発行は、AndroidスマホにインストールしたWatchアプリから行う。カードの追加操作自体はPixel Watchからも行えるが、途中でWatchアプリに遷移して手続きを進めることになる。
Google Payに登録したカードを使ったオンラインチャージも、Watchアプリから行うことになる。
先述の通り、Pixel WatchのSuicaで利用できるのはチャージした残高を利用した「鉄道/バスの乗車」「物品の購入(電子マネー)」のみとなる。おサイフケータイの(モバイル)Suicaとは異なり、以下の機能は利用できないので注意しよう。
なお、コンビニエンスストアを始めとする交通系電子マネー加盟店やバス/路面電車の料金箱などでの現金チャージは問題なく行える。また、Suica ID(カードの固有番号)の登録が必要な以下のサービスにも対応可能だ(※2)
(※2)Pixel Watchに発行したSuicaのSuica IDは、Watchアプリから確認できます
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