今日から始めるモバイル決済
レビュー
» 2020年06月12日 14時30分 公開

楽天ペイアプリでSuicaを発行してみた どんな人にメリットがある?(1/2 ページ)

楽天の決済サービス「楽天ペイ」にSuica機能が追加されて利用できるようになり、これまでよりも便利に使えるようになった。そこで楽天ペイでSuicaを使えるようにする際のポイントと、その活用についてご紹介しよう。

[小山安博,ITmedia]

 楽天の決済サービス「楽天ペイ」にSuica機能が追加された。現時点ではAndroid限定だが、楽天ペイアプリ上からSuicaの発行、チャージが可能となる。楽天も、Suicaを提供するJR東日本側も、お互いのサービス利用の拡大を目指した協業だ。実際に楽天ペイアプリでSuicaを発行してみた。

楽天ペイアプリ 楽天ペイアプリにSuicaが登場

Suicaの新規発行が簡単に

 楽天ペイアプリは、基本的には楽天のコード決済サービスである「楽天ペイ」用のアプリで、二次元コードを表示して店舗で読み取ってもらったり、店頭のQRコードを読み取ったりして決済を行うアプリだ。

楽天ペイアプリ 楽天ペイアプリはコード決済や楽天ポイント、楽天Edyが統合されている

 それに加えて、楽天の各種決済サービスがまとめられており、楽天ポイントや楽天Edyにもアクセス可能になっている。コード決済で支払うときに同じアプリから楽天ポイントカードが提示できるし、電子マネーの残高確認、チャージも同じアプリ上でできるので各サービスへのアクセス性が向上している。

 今回、これにSuicaが追加された形だが、さすがに他の楽天サービスと同じように画面上に表示されるわけではなく、アプリの最上段にSuicaペンギンのロゴが表示され、ここからSuicaにアクセスできるようになっている。

楽天ペイアプリ 上部にSuicaアイコンが追加された
楽天ペイアプリ SuicaアイコンをタッチするSuicaの画面が表示される。これは既に発行を終えた状態

既存のSuicaから移行するにはどうすればいい?

 実際に楽天ペイからSuicaを利用する場合、幾つかのシナリオが考えられる。

 1つ目が物理カードのSuicaカードから移行する場合。この場合、定期券タイプとそうでない場合がある。

 2つ目は、おサイフケータイでモバイルSuicaを利用している場合。こちらは同じ端末上にあるか、別の端末上にあって移行したいというパターンがある。

 3つ目は、完全に新規発行する場合だ。物理カードや別端末でモバイルSuicaを持っているけれども、新たに追加発行したい場合もこれに含まれる。

 最も簡単なのは、既に同じ端末上でモバイルSuicaを利用している場合だ。この場合、楽天ペイのSuicaアイコンを選択すると、既存のSuicaと連携する画面になるので、そのまま連携させればよい。今までのモバイルSuicaを使いつつ、楽天ペイアプリからもSuicaの機能にアクセスできる。

楽天ペイアプリ 楽天ペイアプリでSuicaを設定していない状態で、端末にモバイルSuicaが登録されている場合、「モバイルSuicaを連携する」の画面が表示される

 次に簡単なのは新規発行する場合だ。楽天ペイアプリでSuicaアイコンをタッチするとSuica画面がポップアップするので、「Suicaを新規発行する」を選択。Suicaの会員登録が必要だが、メールアドレスとパスワード、秘密の質問と答えを設定し、住所などの個人情報を登録する。大きな手間がなく作成できる。登録したら楽天ペイアプリ上でSuicaが発行されるので、チャージをすれば使えるようになる。

楽天ペイアプリ 端末にモバイルSuicaが設定されていない場合は「Suicaを新規発行する」の画面になる
楽天ペイアプリ 「すでにSuicaをお使いの方」は、ヘルプ画面になってモバイルSuica経由での機種変更やSuica定期券の移行方法などが表示される
楽天ペイアプリ 新規発行の場合、会員登録が必要になる
楽天ペイアプリ 新規発行は即時行われる

 他の発行パターンの場合は、いずれも「モバイルSuica」アプリが必要だ。

 既存のSuicaカードを保有している場合、Suica定期券であれば移行できる。モバイルSuicaアプリを使って、物理カードからモバイルSuicaへの切り替え操作を行った上で、楽天ペイアプリに連携させる、という形になる。ただ、Suica定期券を移行する場合は、楽天ペイアプリで事前にSuicaを発行してしまうと移行できないようだ。Suica定期券でないSuicaカードの場合は移行できないので、楽天ペイアプリから新規発行をして、元のSuicaカードは残高を使い切るなどすればいい。

 他のスマートフォンでモバイルSuicaを使っていて、別の端末の楽天ペイ上に移行したい場合も、モバイルSuicaアプリから機種変更の手続きを行って移行する。通常の機種変更時のモバイルSuicaの移行作業を行って、移行したモバイルSuicaと楽天ペイアプリを連携させるという形になるため、基本的にはSuica定期券の場合と同じ流れだ。

 新規発行を含めていずれかの手段で発行(移行)されたSuicaは、通常のSuicaと同様にスマートフォンのタッチで決済や交通機関への乗車が可能だ。扱いとしてはおサイフケータイになるため、画面オフや電源オフの状態でもタッチで利用できる。

楽天ペイアプリ チャージ画面。楽天ペイアプリに楽天カードが登録されていれば、新規でカードを登録必要もなく、すぐにチャージができる
楽天ペイアプリ 生体認証によるセキュリティを搭載
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう