NVIDIAは10月14日(米国太平洋夏時間)、新型GPU「GeForce RTX 4080」を搭載するグラフィックスカードのうち、グラフィックスメモリが12GBとなるモデルの発売を中止することを発表した。同じ名前で2種類の仕様が存在することによる混乱を避けるための措置で、グラフィックスメモリが16GBの構成は米国で11月16日に発売される。
9月21日(米国太平洋夏時間)に発表されたGeForce RTX 4080には、「12GB版」と「16GB版」が存在した。両者はグラフィックスメモリの容量だけでなく、以下の通りGPU自体の仕様にも違いがある。
同じ名前にも関わらず意外と仕様が異なるため、発表後SNSなどでは「紛らわしい」という趣旨の反応も多く見られた。今回のNVIDIAの判断は、このような声に応えたものであると思われる。
なお、NVIDIAは発売中止となった12GB版について「素晴らしいグラフィックスカード(GPU)だが、付けた名前が良くなかった」としているため、今後“改名”した上で再登場する可能性も否定できない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.