10月12日22時、「Ada Lovelace」アーキテクチャを採用したNVIDIAの新GPUファミリー「GeForce RTX 40シリーズ」の第1弾が登場した。デスクトップ向けのウルトラハイエンドGPU「GeForce RTX 4090」で、複数社から搭載カードが売り出されている。価格は29万円弱から36万円弱(税込み、以下同様)だ。
発売当日は、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店やドスパラ秋葉原本店が深夜販売を実施し、翌日の通常営業から販売を始めるショップでもユーザーが多く集まるなど上々の反響だった。週末を待たずに全て売り切れとなるショップもあり、街全体で品薄傾向が高まっている。
2020年9月24日に登場した「GeForce RTX 3090搭載カード」が20万円強〜24万円弱だったことを考えると高価だが、価格面での不満はほとんど聞かれなかったという。
TSUKUMO eX.は「為替相場から考えて妥当な額だと判断されているのだと思います。30万円前後してでも欲しいという人が、それだけ多いということもあると思います」と話していた。
購入層もGeForce RTX 3090カードと比べて広がっている様子だ。パソコンSHOPアークは「RTX 3090はTITAN RTXの影を引きずっていたといいますか、まだ別枠感がぬぐえていなかったところがありました。それがRTX 4090が登場するまでに、かなり緩和された感がありますね」と分析する。
他店でも「研究開発目的以外の用途は確実増えていますね。完全に趣味だったり、ゲーミング目的だったりで買われた方もいらっしゃいます」という。
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