Microsoftは11月16日(現地時間)、Microsoft Storeで提供している「Windows Subsystem for Linux(WSL)」がバージョン1.0.0に到達したと発表した。これに合わせて、これまで表示されていた「Preview」ラベルも削除されている。
WSLは、名前の通りにWindowsマシン上でLinuxディストリビューションをインストールし、WindowsからLinuxアプリやユーティリティ-を利用できるようにするというもの。WSL自体、Windows 10/11のオプションコンポーネントとしてインストール可能だが、Microsoft Store版は、WSLのアップデートを迅速に行うことを目的に、OSから独立させ、2021年10月からプレビュー版として提供されていた。
なお、OSから独立しただけで、基本的な機能はOS付属版と違いはない。
アドビは12月1日をもって、TLPライセンス(企業向け)Adobe Acrobat 2020 (永続版)アップグレード版の販売を終了する。なお、教育機関向け、官公庁向けAcrobat 2020に変更はないとしている。
Acrobatの永続版ユーザーは、次のバージョンが出た場合に、アップグレードライセンスを購入して最新バージョンにアップグレードが可能となっている。ただし、これが認められるのは1バージョン前からのアップグレードのみで、例えばAcrobat 2017のユーザーはアップグレードラインセンスでAcrobat 2020へアップグレード可能だが、永続ライセンスの新しいバージョンが出た場合にはアップグレード対象外となる。
12月1日にAcrobat 2020(永続版)のアップグレード版が販売終了すると、現Acrobat 2017(永続版)ユーザーは、新しいバージョンに移行できなくなるということだ。ただし、Acrobat 2017(永続版)のサポートは2022年6月6日に終了しており、Acrobat 2020(永続版)のサポートも2025年6月1日に終了する。
なお、現時点でAcrobat 2020以降の永続ライセンス版は計画されておらず、サブスクリプション版への移行が推奨されている。
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