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Microsoftは11月8日(現地時間)、Windows 11およびWindows 10向けに「B」リリースと呼ばれる月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。
Windows 11 22H2向けは「KB5019980」、Windows 11 21H2は「KB5019961」、Windows 10 20H2/21H1/21H2は「KB5019959」、Windows 10 1809は「KB5019966」となる。
本更新プログラムでは、CVE番号ベースで65件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応する。そのうち、以下の10件は深刻度が「Critical(緊急)」となっている。
また、Windows 11向けでは、10月末にリリースされた「KB5018483」(21H2向け)と「KB5018496」(22H2向け)の機能改善を含む他、22H2向けではエクスプローラーでフォルダーのローカライズに失敗する問題に対応している。
Microsoftは11月8日(現地時間)、Windows 10 バージョン21H1のサポートを2022年12月13日に終了すると改めて告知した。12月13日にリリースされる月例セキュリティ更新プログラムが、このバージョンが受け取る最後の更新プログラムになるとしている。
サポート終了に伴い、デバイス保護と生産性維持の観点から、Windows 10 21H1のHomeおよびドメインに参加していないProエディションでは、機能更新プログラムの自動アップデートを開始するとのことだ。
これにより、月例アップデートを受けられるようになるとしているので、Windows 10 22H2へのアップデートが行われるようだ。なお、Windows 11 22H2にもアップグレードできるとしている。
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