実売価格1.8万円弱の実力は? aiwaデジタルの8型Androidタブレット「JA2-TBA0801」の使い道を考えるAndroid Go搭載(1/2 ページ)

» 2022年12月15日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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 AV機器やIoT機器の開発/製造で知られるJENESIS(ジェネシス)が8月、オーディオ機器メーカーのaiwa(アイワ)からデジタル分野における商標権のライセンスを受けて「aiwaデジタル」というブランドを立ち上げた。

 ブランドを立ち上げた際に、JENESISは8つの製品を投入することを表明した。その1つが、8型Androidタブレット「JA2-TBA0801」だ。JA2-TBA0801の税込み実売価格は1万8000円弱で、12月15日現在における直販価格は1万7300円となっている。2万円を切るAndroidタブレットということ、そして8型というコンパクトサイズはもちろんだが、OSが「Android 12(Go edition)」であることも注目ポイントである。

 果たして、JA2-TBA0801はどのような用途にピッタリなAndroidタブレットなのか、実際に使って検証してみよう。

JA2-TBA0801 aiwaデジタルのAndroidタブレット「JA2-TBA0801」は、2万円を切る価格やコンパクトサイズはもちろんだが、採用するOSでも注目を集めている

「Android Go」を採用 スペックは控え目だがポートは最新

 先述の通り、JA2-TBA0801のOSは「Android 12(Go edition)」だ。

 「Go editionって何?」と思った人もいるかもしれないので簡単に解説すると、Android(Go edition)は、通常のAndroid OSよりも動作要件を緩和した(≒スペックの低い端末でも動作する)OSである。元々は開発途上国で廉価なスマートフォンを発売するために考案されたものだが、現在では日本を含む先進国で販売される廉価なスマートフォンやタブレットでも採用されることがある。

 通常のAndroid OSと比べた場合のGo editionの主な特徴は以下の通りだ(Android 12での比較)。

  • 端末のメインメモリは2GB未満でもOK
  • アプリが使える必要なメインメモリやストレージの容量が制限されている
    • 原則としてメインメモリは270MBまで、ストレージは900MBまでとなる
  • 一部のAPI(アプリが利用する機能)は使えないか制限を受ける
    • 端末によっては有効化されている可能性もある
  • アプリは通常版と同じく「Google Play」から入手可能
    • ただし、先述の要件を満たせないものは非対応となる
  • 一部のGoogleアプリは「Go edition」となっている
    • 通常版と比べると使える機能が絞り込まれている
Android Go Android(Go edition)は、Android 8.1から展開されている。必要なメインメモリの容量はバージョンによって異なり、Android 12(Go edition)では1GBのメインメモリが最小要件とされている。理論的にはJA2-TBA0801は「Android 13(Go edition)」にも対応可能だが、バージョンアップを実施するかどうかは分からない
Android Go Android(Go edition)では、通常のAndroid OSでは標準で有効とされているAPIの一部が、標準で無効とされている。無効化されたAPIを使うアプリは、実行できないか、実行できても機能に制限が生じる

 Android 12(Go edition)をプリインストールするということは、JA2-TBA0801は当然に「低スペックタブレット」ということになる。

 メインメモリは2GBで、内蔵ストレージは32GBとなる。SoCは、Amazonの「Fire HD 8」の2020年モデル(第10世代)でも使われているMediaTek製の「MT8168」で、CPU部分はCotex-A53の4コア構成となる。

 ディスプレイは8型IPS液晶で、解像度はHD(800×1280ピクセル)となる。上下のベゼルは太めで、その上部には約500万画素のインカメラを備えている。生体認証には対応していない。背面には約800万画素のアウトカメラ(AF対応)も備えている。

 ボディーそのものはアルミニウム製で、安っぽさは感じない。「2万円を切っても、ここまでできるのか」という印象を受ける。ただし、ベゼルの太さもあって「数年前によくあった8型タブレット」という雰囲気となってしまう。

正面側 正面側。ベゼルが太めなのが「今どき」ではないような来もするが、手に持った際は結構しっくり来る
背面側 背面には約800万画素のインカメラがある。ボディーがアルミニウム製ということもあって、安っぽさはそれほど感じない

 本体の上部には3.5mmイヤフォン/マイクコンボ端子、microSDスロットと充電端子を兼ねるUSB 2.0 Type-C端子が用意されている。microSDスロットは少し細長いふたで保護されていて、その隣にはSIMカードスロットらしき“痕跡”もある。もしかすると、LTEモデルの販売も想定して設計されたのかもしれない。

 ボリュームボタンと電源ボタンは右側面にある。電源ボタンの下には、緊急時に使うリセットスイッチも設けられている

上面 ポート類は本体上部に集中している。
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