HPは1月4日(米国太平洋時間)、PC向け周辺機器を一挙に発表した。この記事では、その一部を取り上げる。
「HP E-Series G5」は、ビジネス向け液晶ディスプレイの第5世代である。「HP Eye Ease」によりブルーライトを低減した他、一部モデルでは環境光センサーで画面の明るさを自動的に調節する機能も備えている。リサイクル素材を積極的に採用していることも特徴だ。米国では1月から順次発売を予定しており、最廉価モデルの直販価格は219ドル(約2万9000円)となっている。
「HP M24h」および「HP M27h」は、コンシューマー向けディスプレイ「HP M-Series」の新モデルで、フルHD(1920×1080ピクセル)の液晶パネルを備える。統合されたディスプレイソフトウェアにより簡単にセットアップできるという。2023年春の発売を予定しており、HP M24hの直販価格は209ドル(約2万7000円)となっている。
「Poly Voyager Free 60シリーズ」は、Polyの新型ヘッドセットの製品群だ。アダプティブアクティブノイズキャンセリングと「WindSmartテクノロジー」によってバックグラウンドノイズを遮断できるという。連続通話時間は、最長で5時間となっている。米国では3月の発売を予定しており、HPおよびPolyの直販サイトでのエントリーモデル(Voyager Free 60)の販売価格は299ドル(約3万9000円)となっている。
上位モデルの「Voyager Free 60+」には、有機ELディスプレイ付きの「スマート充電ケース」が付属する。このディスプレイはタッチ操作が可能で、音量調整やミュートをワンタッチで行える他、バッテリー寿命や通話ステータスの解析機能、一部のノートPCや、飛行機内のエンタテインメントシステムでも利用できる変換ケーブル(USB Type-C→3.5mmピンジャック)も付属する。
「HP 620 FHD Webカメラ」と「HP 625 FHD Webカメラ」は、いずれもフルHD(1080p/1920×1080ピクセル)撮影と顔認証(Windows Hello)に対応するUSB接続のWebカメラだ。両者の違いはパッケージのみとなる。米国では1月の発売を予定しており、直販価格は109.99ドル(約1万4000円)となる。
本体にはデュアルノイズリダクションマイクを備え、AIフェイスフレーミング、背景光強調などにも対応している。画角は360度のスイベルと90度の傾斜で調整できる。なお、本体は71%の使用済み再生プラスチックと100%リサイクル可能なパッケージで構成されている。
「HP 710 充電式サイレントマウス」は、静かなクリック音が特徴のワイヤレスマウスだ。米国では1月の発売を予定しており、直販価格は70.99ドル(約9300円)となる。
最大90日間のバッテリー駆動が可能で、6つのプログラム可能なボタンを備えている。カスタマイズした内容は、最大3つまで「プロファイル」として保存できるので、自分が利用しているPC以外でもすぐに利用できる。
なお、本マウスは「Intel Evoプラットフォーム」の認証も受けており、同プラットフォーム適合するノートPCと組み合わせることにより、シームレスな接続が可能となっているという。
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