以上のように本製品は、E Ink採用のタブレットでありながら、キーボードを組み合わせることによって、快適なテキスト入力が行える。外出時に持ち出すテキスト入力マシンとしての利用も現実的だ。直射日光下でも見やすいE Inkゆえ、日当たりのよいカフェなどでの利用にも向くだろう。
逆にマイナスポイントはないだろうか。キーボードがUS配列であることや、最適化の設定に少なからず手間がかかるのは先に述べた通りだが、後はキーボードと合わせた重量(実測で914g)と、税込み価格(本体9万9800円+専用キーボード付きケース1万7800円)が挙げられる。このあたりの折り合いがつくかどうかだろう。
今回紹介したキーボード機能以外にも、電子書籍を読むためのデバイスとして、また手書きに対応した電子ノートとしての使い勝手も良好だ。テキストエディタとして本製品を購入するのはややオーバーでも、電子書籍や電子ノートといった機能に魅力を感じて購入するのであれば、この専用キーボード付きケースもぜひ試してみてほしい。
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