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» 2023年01月06日 14時15分 公開

注目は有機EL+E Inkの「ThinkBook Plus Twist」 Lenovoが中小ビジネス向けPCの新製品を披露CES 2023

CES 2023に合わせて、LenovoがSMB(中小ビジネス)向けPCの新製品を発表した。ここ数年の恒例になっているデュアルディスプレイノートPC「ThinkBook Plus」は姿を変えて、ツイストヒンジを持つ2in1モバイルノートPCとなった。

[井上翔ITmedia]

 Lenovoは1月5日(米国太平洋時間)、中小規模のビジネス(SMB)向けPCの新製品を発表した。米国では5月から順次発売されるが、日本における展開は未定となっている。

有機ELディスプレイ+E Ink搭載の2in1「ThinkBook Plus Twist」

 「ThinkBook Plus Twist」は、SMB向けノートPC「ThinkBook」の中で、メインディスプレイとは“別の”ディスプレイを搭載してきた「ThinkBook Plusシリーズ」の最新作である。デュアルディスプレイであることは従来のThinkBook Plusシリーズと同様だが、Twist(ひねり)という名前の通り、ツイストヒンジを持つ2in1モバイルノートPCとなったことが大きな変更点である。米国では6月の発売を予定しており、想定販売価格は1649ドル(約22万円)からとなる。

ThinkBook Plus Twist ツイストヒンジを持つ2in1モバイルノートPCに“変身”した「ThinkBook Plus Twist」

 CPUは第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)のUシリーズを搭載している。メモリはLPDDR5規格で、容量は最大で16GBとなる(増設/換装不可)。SSDはPCI Express 4.0接続のSSDで、最大1TBのモジュールを搭載する。

 メインディスプレイはタッチ操作とペン入力に対応する13.3型有機ELで、最大解像度は2.8K(アスペクト比16:10)となる。DCI-P3の色域を100%カバーしており、リフレッシュレートは60Hzだ。

 天板に搭載されるサブディスプレイは、タッチ操作とペン入力に対応する12型E Ink(電子ペーパー)で、カラー表示にも対応する。リフレッシュレートは最大12Hzで、このディスプレイをキーボード側に向けた状態で「タイプライティングモード」にすると、メインディスプレイに切り替えることなくWindowsの操作も行える。

 Webカメラは、メインディスプレイの上部にフルHD撮影に対応するものを備える。電源ボタンには指紋センサーを搭載している。

メインディスプレイ メインディスプレイは13.3型有機ELパネルだ。ツイストヒンジを備えるので、写真のようにタブレットライクに使うこともできる
サブディスプレイ サブディスプレイはカラー表示も可能な12型E Inkである

 ポート類はThunderbolt 4(USB4)端子×2とイヤフォン/マイクコンボ端子を備える。Thunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。ワイヤレス通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応する。

 ボディーのサイズは約297(幅)×219(奥行き)×17.7(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.35kgとなる。バッテリー容量は56Whだ。

ディスプレイ上部に拡張機器をつなげる「ThinkBook 16p Gen 4」

 「ThinkBook 16p Gen 4」は、16型ディスプレイを搭載するハイエンドモデルとなる。米国では5月の発売を予定しており、想定販売価格は1349ドル(約18万円)だ。

ThinkBook 16p Gen 4 ThinkBook 16p Gen 4

 CPUは第13世代CoreプロセッサのHシリーズを採用している。独立GPUとしてNVIDIA GeForce RTX 40 Laptopシリーズ(最上位はGeForce RTX 4060 Laptop)を搭載する構成も選択可能だ。メモリはDDR5規格のSO-DIMMで、最大32GB(16GB×2)まで増設できる。を標準装備している。ストレージはPCI Express接続のM.2 SSDで、2基構成も用意される。

 ディスプレイはアスペクト比16:10の16型IPS液晶で、モデルによって以下のいずれかのパネルを搭載している。

  • 2.5K解像度/最大400ニト/60Hz駆動/HDR(Dolby Vision)対応/ブルーライト抑制
  • 3.2K解像度/最大400ニト/120Hz駆動/HDR(Dolby Vision)対応

 ディスプレイの上部にはフルHD撮影に対応するWebカメラを搭載する。モデルによっては顔認証にも対応可能だ。電源ボタンには指紋センサーを搭載している。

 ポート類は、左側面にUSB Type-C端子×2とイヤフォン/マイクコンボ端子を、背面にUSB Type-A端子、HDMI 2.1出力端子と電源入力を、画面上部に「Lenovo Magic Bay」(後述)を、左側面にSDメモリーカードスロットを備える。ワイヤレス通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.1に対応する。

 ボディーのサイズは検討中で、厚さは約19.9mmになる見通しで、最軽量構成の重量は約2.1kgとなる。バッテリー容量は80Whだ。

Lenovo Magic Bayで拡張OK!

 ディスプレイの上部にあるLenovo Magic Bayは、磁力で簡単に着脱できる周辺機器ポート(ボゴピン接続)である。

 現時点では、4K/30fpsで撮影できるWebカメラ「Lenovo Magic Bay 4K Webcam」、本体内蔵のWebカメラを使う際の照明として使えるLEDライト「Lenovo Magic Bay Light」と、モバイル通信機能(LTE/3G)を追加できる「Lenovo Magic Bay LTE」の3種類の機器が用意される予定だ。これらのうち、Lenovo Magic Bay LTEはUSB Type-C端子を介してMagic BayのないPCにも接続できる。

Lenovo Magic Bay ThinkBook 16p Gen 4,ThinkBook 16p Gen 4は、画面上部にLenovo Magic Bay対応機器を載せることで機能拡張できるようになっている(左からLenovo Magic Bay 4K Webcam、Lenovo Magic Bay Light、Lenovo Magic Bay LTE)

1Lボディーでコンパクトな「ThinkCentre neo 50q Gen 4」

 「ThinkCentre neo 50q Gen 4」は、中小企業向けデスクトップPC「ThinkCentre neo」の新型コンパクトモデルで、現行の「ThinkCentre Tinyシリーズ」と同じ1Lボディーを採用したことが特徴だ。Windows 11に加えて、シンクライアントとしての利用に最適化された「IGEL OS」をプリインストールする構成も用意される(※1)。北米では2023年第3四半期(7〜9月)の発売を予定しており、Windows 11プリインストール構成の想定販売価格は499ドル(約6万7000円)からとなる。

(※1)IGEL OSプリインストール構成の価格照会と注文は、要問い合わせ

ThinkCentre neo 50q Gen 4 ThinkCentre neo 50q Gen 4

 CPUは第13世代Coreプロセッサを搭載する。メインメモリはDDR4規格のSO-DIMMで、最大容量は32GB(16GB×2、※2)となる。ストレージはSerial ATA接続のHDDとPCI Express接続のSSDから選択可能だ。

(※2)IGEL OSプリインストール構成の場合、最大容量は16GB(8GB×2)に制限

 ポート類は前面にUSB 3.2 Gen 1 Type-A端子、USB 3.2 Gen 1 Type-C端子とイヤフォン/マイクコンボ端子を、後面に有線LAN(1000BASE-T)端子、USB 3.2 Gen 1 Type-A端子×2、USB 2.0 Type-A端子×2、HDMI 2.1出力端子とDisplayPort 1.4b出力端子を備える。

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