Googleは1月9日(現地時間)、WindowsおよびmacOS向けのGoogle ドライブ最新版「v69.0」をリリースした。本バージョンでは、Google Workspaceのクライアントサイド暗号化(CSE)を使用することで、ローカルフォルダーを暗号化してアップロードが可能となる。
Google Workspaceでは、もともとサーバ側での暗号化には対応していたが、CSEを利用することで、そのデータをGoogle側からも確認できなくなる。このため、機密性が非常に高い知的財産を扱う組織や、航空宇宙や防衛産業、記入サービス、行政機関など規制の厳しい業界で活動する組織に有用だとしている。
なお、本バージョンをもって、Windows 7とmacOS 10.15.7以前のバージョンのサポートが終了となる。また、32bit版Windowsシステムも2023年後半にサポートを終了する予定だ。
OBS Projectは1月8日(現地時間)、ライブ配信ソフト「OBS Studio」の最新バージョン「29.0」をリリースした。
本バージョンでは、Windows上でのAMD Radeon RX 7000シリーズ、Intel Arc GPU内蔵のAV1エンコーダーが正式にサポートされた。ただ、Intel Arcに関しては、CQP(固定量子化パラメーター)は利用できるものの、完全にサポートされているわけではないとしている。
また、WindowsのIntel HEVCエンコーダー、macOSでのネイティブHEVCおよびProResエンコーダーもサポートされている。
この他、リプレイバッファが8GB固定ではなく、システムメモリの75%に変更され、Linuxでメディアキーをサポートした。マスクリフレッシュ スライダーや一時処理のサポートなど、NVIDIAのビデオおよびオーディオフィルターのさまざまな改善により、マスキングの品質が向上したとしている。
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