Appleは2月3日、「Apple M2チップ」または「Apple M2 Proチップ」を搭載するデスクトップPC「Mac mini」を発売する。税込み直販価格は8万4800円からで、Webサイトでは販売予約を受け付けている。これに伴い、Intel CPUを搭載するMac miniは終売となった。
新しいMac miniは「最も手軽にMacを体験できる方法」として位置付けられている。キーボードやマウスとディスプレイが手元にあれば、出費を抑えてMacデビューを果たせるという寸法だ。
SoCはApple M2チップに加えて、新たに登場する「Apple M2 Proチップ」も選択できる。Apple M2 Proチップは、M2チップをアップスケールしたもので、主に以下の特徴を備えている(比較で登場する「M1 Proチップ」はCPUコア10基+GPUコア16基構成のもの)。
CPUコアとGPUコアの組み合わせは「CPUコア10基+GPUコア16基」または「CPUコア12基+GPUコア19基」の2通りから選択することになる。
(※1)うち1画面はHDMI出力端子から(Thunderbolt 4からは2画面)
メモリは全てのモデルがLPDDR5規格のユニファイド(共有)メモリで、増設および換装はできない。選択できる容量は以下の通りだ。
ストレージはSSDで、増設および換装はできない。選択できる容量は以下の通りだ。
ポート類は以下のものを搭載している。
無線通信はWi-Fi 6E(6GHz帯に対応するIEEE 802.11ax)とBluetooth 5.3に対応する。
新しいMac miniは、M2チップ搭載で2種類、M2 Proチップ搭載で1種類のベースモデルを用意している。ベースモデルは家電量販店などで固定構成モデルとしても販売される。
それぞれの直販価格は以下の通りだ。
M1チップ搭載の「Mac mini」が11月17日発売 税別7万2800円から
「Apple M1」のMacBook AirとPro、Mac miniを3台まとめて実力チェック 驚異的な性能が明らかに
新型Mac3シリーズが11月17日に発売! 鍵を握るApple M1チップとは?
巻き返しの準備を進める「Intel」 約束を果たせなかった「Apple」――プロセッサで振り返る2022年
完成度を極めた新型「MacBook Air」 進化は「M2チップ」だけにあらずCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.