次に紹介する「Galaxy Book3 Pro 360」は、ディスプレイを背面側に折りたためる、いわゆる「コンパーチブル型」の2in1ノートPCだ。
こちらも、16型と大きめの有機ELディスプレイを搭載している。パネルの仕様は先に紹介したUltraと同様だが、タッチ操作とペン入力に対応している。独立GPUは搭載しておらず、CPUに内蔵された「Intel Iris Xe Graphics」を利用している。
Galaxy Book3 Pro 360は、Galaxyスマホの上位モデルでおなじみのスタイラスペン「Sペン」が付属している。プリインストールされているGalaxy Notesアプリを利用すれば、かつての「Galaxy Noteシリーズ」と同じような書き(描き)味を楽しめる。
ポート類の並びはGalaxy Book3 Ultraと同じだが、HDMI出力端子のバージョンが「1.4」となっていることが異なる。
これら2機種に加え、薄型/軽量を特徴とするメインストリームモデル「Galaxy Book3 Pro」も2タイプ発売される。ディスプレイのサイズは14型と16型から選択可能で、16型モデルはGalaxy Book3 Pro 360のベースモデルでもある。
ディスプレイの仕様は、サイズを除けば先に紹介した2モデルと同一だ。ただし、タッチ操作やペン入力には対応しない。
ポート類を始めとする主要な仕様はGalaxy Book3 Pro 360と同様である。
いずれのモデルも日本での展開予定は明かされていないが、過去に日本でも取り扱いがあった。モノの出来はとても良いだけに、復活に期待したいところだ。
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