「5年ひと昔」――予算15万円でも厳しくなった今どきの自作ゲーミングPC事情古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)

» 2023年02月13日 18時00分 公開
[古田雄介ITmedia]

定格1300WでATX 3.0準拠の「HELA 1300R Platinum」がデビュー

 ハイエンド構成では、グラフィックスカードとともに電源ユニットのスペックアップが目立っている。先週はSilverStoneから定格1300WでATX 3.0準拠のATX電源「HELA 1300R Platinum」が登場した。価格は6万円弱だ。入荷数が少ないこともあり、すぐに売り切れとなるショップもあった。

TSUKUMO eX.で売り切れとなっていた「HELA 1300R Platinum」 TSUKUMO eX.で売り切れとなっていた「HELA 1300R Platinum」。2月10日夕方に撮影
「HELA 1300R Platinum」の製品画像 「HELA 1300R Platinum」の製品画像

 HELA 1300R Platinumは、2022年9月登場の「HELA 850R Platinum」(4万円前後)や、12月登場の「HELA 1200R Platinum」(4万6000円前後)の上位モデルにあたる。入荷後間もなくして売り切れとなったTSUKUMO eX.は「コストパフォーマンスで勝る1200Rの方が長期的に人気が出そうですが、より大きな容量が欲しいという人も増えていますね」と反響に納得の様子だった。

 なお、同じタイミングで同社からは12VHPWR用のプラグインケーブル「PP14-EPS」も売り出されている。価格は3100円弱だ。

TSUKUMO eX.に入荷した「PP14-EPS」 TSUKUMO eX.に入荷した「PP14-EPS」

 ATX 3.0準拠のATX電源ユニットは、他にもFSPから定格1000Wモデル「Hydro GT PRO ATX3.0(PCIe5.0)1000W」が店頭に並んでいた。価格は2万4000円前後だ。

 オリオスペックは「ATX 3.0で珍しいセミプラグイン仕様になっています。キロワットながら割安なので、人気が出そうですね」と話していた。

オリオスペックに入荷した「Hydro GT PRO ATX3.0(PCIe5.0)1000W」 オリオスペックに入荷した「Hydro GT PRO ATX3.0(PCIe5.0)1000W」

 続いて、薄型キーボードの新作を見ていこう。

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