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「GeForce RTX 40 Laptop×第13世代Core」でパワフル! GIGABYTEがゲーマー/クリエイター向けノートPCの新製品を披露(2/2 ページ)

» 2023年02月19日 06時00分 公開
[井上翔ITmedia]
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クリエイター向けの「AERO 14 OLED/16 OLED」

 「AERO 14 OLED」は14型、「AERO 16 OLED」は16型の有機ELディスプレイ(OLED)を搭載するクリエイター向けのハイスペックノートPCだ。特にAERO 14 OLEDは独立GPUを搭載しながらも、厚さ約1.7cm/約1.49kgの薄型軽量ボディーを備えたことが特徴である。

AERO 14 OLED AERO 14 OLEDはGeForce RTX 4050 Laptopを搭載しつつも薄型/軽量ボディーを実現した。日本では1モデルのみ展開される予定だ(写真は海外仕様で、日本向けモデルは日本語配列キーボードを搭載する)
AERO 16 OLED より大きな画面を備えるAERO 16 OLEDは、日本においてCPUとメモリと容量の異なる2モデルが発売される予定となっている(写真は海外仕様で、日本向けモデルは日本語配列キーボードを搭載する)

 CPUはCore i7-13700HまたはCore i9-13900H(AERO 16 OLEDの上位モデル)を搭載する。独立GPUはAERO 14 OLEDがGeForce RTX 4050 Laptopで、AERO 14 OLEDがGeForce RTX 4070 Laptopで、グラフィックスドライバーはクリエイター向けアプリに最適化された「NVIDIA Studioドライバー」をプリインストールしている。

 メモリとストレージの構成は以下の通りだ。

  • AERO 14 OLED
    • メモリ:16GB LPDDR5(増設/換装不可)
    • ストレージ:1TB M.2 SSD(PCI Express 4.0/空きスロットなし)
  • AERO 16 OLED
    • メモリスロット:DDR5 SO-DIMM×2(Core i7モデルは16GB×1/空きスロット1、Core i9モデルは16GB×2/空きスロットなし)
    • ストレージ:1TB M.2 SSD(PCI Express 4.0/空きスロット1)

 ディスプレイはの解像度は、AERO 14 OLEDが2880×1800ピクセル、AERO 16 OLEDが3840×2400ピクセルでいずれもアスペクト比16:10となっている。ゲーミングモデルとは異なり縦方向の比率を増やしたのは「仕事で利用することを想定したから」だという。

 両モデルのディスプレイDisplayHDR 600 True Blackに準拠するHDR表示に対応し、DCI-P3の色域を100%カバーしている。出荷時にX-Riteカラーキャリブレーションを実施し、PANTONEによる色再現度認証も取得しているという。画面の輝度をセンサーで自動的に調整する機能も備えている。

 ディスプレイの上部には、フルHD撮影と顔認証に対応するWebカメラを備えている。

 ポート類はThunderbolt 4(USB4)端子×2、USB 3.2 Gen 1 Type-A端子、HDMI出力端子、イヤフォン/マイクコンボ端子とmicroSDメモリーカードスロットを備えている。AERO 16 OLEDについては、専用の電源入力端子も用意している。Thunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力(最大100W)と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。ワイヤレス通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2を利用可能だ。キーボードは日本語配列となるが、イベントではUS配列のものが展示されていた。

デュアル認証 今回のAEROシリーズは、有機ELディスプレイに対してX-Riteカラーキャリブレーションを出荷時に行った上で、PANTONE認証も取得していることが強みだ。ΔE値(色精度)も1未満と、色の再現性を高めている
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