「AERO 14 OLED」は14型、「AERO 16 OLED」は16型の有機ELディスプレイ(OLED)を搭載するクリエイター向けのハイスペックノートPCだ。特にAERO 14 OLEDは独立GPUを搭載しながらも、厚さ約1.7cm/約1.49kgの薄型軽量ボディーを備えたことが特徴である。
AERO 14 OLEDはGeForce RTX 4050 Laptopを搭載しつつも薄型/軽量ボディーを実現した。日本では1モデルのみ展開される予定だ(写真は海外仕様で、日本向けモデルは日本語配列キーボードを搭載する)CPUはCore i7-13700HまたはCore i9-13900H(AERO 16 OLEDの上位モデル)を搭載する。独立GPUはAERO 14 OLEDがGeForce RTX 4050 Laptopで、AERO 14 OLEDがGeForce RTX 4070 Laptopで、グラフィックスドライバーはクリエイター向けアプリに最適化された「NVIDIA Studioドライバー」をプリインストールしている。
メモリとストレージの構成は以下の通りだ。
ディスプレイはの解像度は、AERO 14 OLEDが2880×1800ピクセル、AERO 16 OLEDが3840×2400ピクセルでいずれもアスペクト比16:10となっている。ゲーミングモデルとは異なり縦方向の比率を増やしたのは「仕事で利用することを想定したから」だという。
両モデルのディスプレイDisplayHDR 600 True Blackに準拠するHDR表示に対応し、DCI-P3の色域を100%カバーしている。出荷時にX-Riteカラーキャリブレーションを実施し、PANTONEによる色再現度認証も取得しているという。画面の輝度をセンサーで自動的に調整する機能も備えている。
ディスプレイの上部には、フルHD撮影と顔認証に対応するWebカメラを備えている。
ポート類はThunderbolt 4(USB4)端子×2、USB 3.2 Gen 1 Type-A端子、HDMI出力端子、イヤフォン/マイクコンボ端子とmicroSDメモリーカードスロットを備えている。AERO 16 OLEDについては、専用の電源入力端子も用意している。Thunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力(最大100W)と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。ワイヤレス通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2を利用可能だ。キーボードは日本語配列となるが、イベントではUS配列のものが展示されていた。
今回のAEROシリーズは、有機ELディスプレイに対してX-Riteカラーキャリブレーションを出荷時に行った上で、PANTONE認証も取得していることが強みだ。ΔE値(色精度)も1未満と、色の再現性を高めている
GIGABYTE、13世代Core i9+RTX 4090を搭載したハイエンド17型ゲーミングノートPC
ノートPC向け「GeForce RTX 40 Laptop」登場 搭載製品は2月8日から順次登場
モバイル向け「第13世代Coreプロセッサ(Raptor Lake)」登場 新型エントリーCPUや一般デスクトップ向けCPUも追加
GIGABYTE、Ryzen 5+RTX 3060を搭載したエントリー15.6型ゲーミングノート 実売12万8000円
GIGABYTE、クリエイター向け16型ノート「AERO 16」にCore i9+RTX 3080 Ti搭載の最上位モデルを追加 実売61万6000円前後Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.