プロナビ

Ryzen搭載のフラグシップ「ThinkPad Z13/Z16」が第2世代に 基本スペックを底上げMWC Barcelona 2023

» 2023年02月27日 08時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 Lenovoは2月27日(中央ヨーロッパ時間)、新型ノートPC「ThinkPad Z13」「ThinkPad Z16 Gen 2」を発表した。EMEA(ヨーロッパ/中東/アフリカ)地域ではZ13 Gen 2は7月、Z16 Gen 2は8月に発売される予定で、最小構成の販売価格はZ13 Gen 2が1649ユーロ(約23万8000円)から、Z16 Gen 2が未定となっている。

 なお、日本を含む他の地域における展開は未定だ。

Z13(アルミ) ThinkPad Z13 Gen 2(アルミニウム/モバイル通信なし)
Z13(フラックス) ThinkPad Z13 Gen 2(フラックス/モバイル通信あり)
Z16 ThinkPad Z16 Gen 2はアルミニウムモデルのみとなる

ThinkPad Z13/Z16 Gen 2の概要

 ThinkPad Z13 Gen 2は13.3型、ThinkPad Z16 Gen 2は16型のフラグシップノートPCで、先にリリースされたThinkPad X1ファミリーとは異なり、AMDのAPU(GPU統合型CPU)を採用したことが特徴だ。

 ボディーデザインは2022年に発売された先代の製品と同様だが、Z13のブロンズモデルの天板がヴィーガンレザー(人工皮革)からフラックス(亜麻)織物に変更され、ブラックモデルが廃止されている。

フラックス Z13 Gen 2のブロンズモデルは、天板がビーガンレザーからフラックス織物に変更された。この織物は“完全な”植物由来で、栽培された亜麻を使っているという

 APUは「Radeon 700Mシリーズを統合した最新のRyzen 7000シリーズ」を搭載しているという。これは「Ryzen 7040」のことだと思われるが、リリース上は明記されていない。Z16 Gen 2は独立GPUとして「Radeon RX 6550M」を搭載する構成も登場する。メインメモリはLPDDR5X規格で、最大64GBまで搭載可能だ(増設/換装不可)。ストレージはPCI Express 4.0接続のSSDで、カスタマイズ(CTO)モデルでは最大2TBのモジュールを選択できる。

 ディスプレイはZ13 Gen 2が13.3型、Z16 Gen 2が16型で、アスペクト比は16:10となる。CTOモデルは以下のオプションから選べる。

  • Z13 Gen 2
    • 1920×1200ピクセルIPS液晶/最大輝度400ニト/低消費電力/sRGB 100%カバー
    • 1920×1200ピクセルIPS液晶/タッチ対応/最大輝度400ニト/低消費電力/sRGB 100%
    • 2880×1800ピクセル有機EL/タッチ対応/最大輝度400ニト/Dolby Vision対応
  • Z16 Gen 2
    • 1920×1200ピクセルIPS液晶/最大輝度400ニト/低消費電力/sRGB 100%カバー
    • 1920×1200ピクセルIPS液晶/タッチ対応/最大輝度400ニト/低消費電力/sRGB 100%
    • 3840×ピクセルピクセル有機EL/タッチ対応/最大輝度400ニト/Dolby Vision対応

 WebカメラはフルHD(1920×1080ピクセル)撮影と顔認証に対応しており、電子式のカメラシャッター(電源遮断によるカメラ無効化)も利用できる。キーボード上には指紋センサーも搭載する。

キーボード キーボードの配列は先代と同様となる。「左Ctrlキー」と「Fnキー」の位置が逆になっていることや、指紋センサーが「右Ctrlキー」の右側に搭載されていることなど、他のThinkPadとの差異は従来通りだ

 ポート類は以下の通りで、USB4/USB 3.2 Gen 2 Type-C端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。

  • Z13 Gen 3:USB4端子×2、イヤフォン/マイクコンボ端子、nanoSIMスロット(モバイル通信対応モデルのみ)
  • Z16 Gen 3:USB4端子×2、USB 3.2 Gen 1 Type-C端子、イヤフォン/マイクコンボ端子、SDメモリーカードスロット

 ワイヤレス通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.1にも対応する。Z13 Gen 2はCTOオプションとしてLTE対応のモバイル通信も搭載可能だ。

ポート類 ThinkPad Z13 Gen 2のポート類(モバイル通信対応モデル)
ポート類 ThinkPad Z16 Gen 2のポート類

 バッテリーの定格容量はZ13 Gen 1が51.5Wh、Z16 Gen 2が72Whとなる。ボディーサイズと最軽量構成の重量は以下の通りだ。

  • Z13 Gen 2:約294.4(幅)×199.6(奥行き)×13.99(厚さ)mm、約1.19kg
  • Z16 Gen 2:約354.4(幅)×237.4(奥行き)×15.8(厚さ)mm、約1.81kg

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  3. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  4. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  5. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  8. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  9. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
  10. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年