Arm版のWindows向けZoomアプリは、ZoomのWebサイトにある「ダウンロードセンター」からダウンロードできる……のだが、ここで少し気を付けなければならないことがある。
ダウンロードセンターでは、Webブラウザから得られる情報をもとに、表示やリンクの内容を決定している。このページにArm版Windows 11の「Microsoft Edge」からアクセスすると、「ダウンロード(Download)」ボタンにx86(32bit)版アプリのインストーラーが設定されてしまうのだ。
Arm版Windows11は、x86アプリやx64(Intelベースの64bit)アプリのエミュレーターを備えている。そのため、誤ってx86版アプリやx64版アプリをインストールしてしまっても、一応は動く。しかしエミュレーションを挟むため、ネイティブのArm64(Armベースの64bit)アプリよりもパフォーマンスに劣る。
Arm版Windows 11でWindows版Zoomアプリをダウンロードする際は、ダウンロードボタンの右下にある「ARMクライアントをダウンロードする(Download ARM Client)」というリンクをクリックするようにしたい。
自分がインストールしたZoomアプリがx86版、x86版、Arm版のどれなのか分からない場合は、Windows 11の「タスクマネージャー」から確認できる。手順は以下の通りだ。
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