新しいBingとEdgeが一般公開 誰でも利用可能に/Appleが「緊急セキュリティ対応」を配信週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)

» 2023年05月07日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、4月30日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

新しいBingとEdgeが誰でも利用可能に

 Microsoftは5月4日(現地時間)、2月にプレビュー公開された「新しいBing」と「Microsoft Edge」を「オープンプレビュー」に移行し、待機リストに登録なしでも利用できるようにした。

新しいBingとEdgeが一般利用できるようになった。Microsoftアカウントでログインすることで使えるようになる

 既に利用可能な機能例では、画像や動画といったマルチメディアコンテンツの検索、音声による質問の入力、画像の生成や編集などが挙げられているが、ユーザーによってまだ有効にされていない場合もある。

 新機能の詳細は、5月23日から開催の年次開発者向けイベント「Build 2023」で発表される予定だ。

AppleがiOS/iPadOS/macOSに「緊急セキュリティ対応」を配信

 Appleは5月2日(日本時間)、iOS/iPadOS/macOSを対象とした緊急セキュリティ対応の配信を開始した。今回の緊急セキュリティ対応は、本機能を実装後初の配信となる。なお、どういった修正が行われたのか詳細は明らかにしていない。

iOS、iPadOS、macOS向けに緊急セキュリティ対応が配信された iOS/iPadOS/macOS向けに緊急セキュリティ対応が配信された

 緊急セキュリティ対応は、iOS 16.4.1/iPadOS 16.4.1/macOS 13.3.1から搭載されている新機能で、従来のソフトウェアアップデートの合間に、セキュリティに関わる重要な改善を配信するというものだ。一部のセキュリティ上の問題(ぜいじゃく性を悪用されかねない状況や、被害が報告されている問題など)に迅速に対処する緩和策として用いられることもあるとしている。

 緊急セキュリティ対応の配信対象は、iOS 16.4.1/iPadOS 16.4.1/macOS 13.3.1以降のみだ。デフォルト設定では、緊急セキュリティ対応が自動的に適用され、必要な場合にはデバイスの再起動を促される。

 アップデート後は、ソフトウェアバージョン番号の後ろに文字が追加される。今回の場合はiOS/iPadOSが「16.4.1(a)」、macOSが「13.3.1(a)」となっている。また、緊急セキュリティ対応の自動アップデートをオフにしている場合などには、該当の修正内容は後日のセキュリティアップデートに盛り込まれて配信される。

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