Meta(旧Facebook)のVRヘッドセットといえば、「Meta Quest 2」がおなじみだが、その上位モデルとして2022年10月に登場したのが「Meta Quest Pro」だ。発売当初は22万6800円(税込み、以下同様)だった価格も、3月の改訂で15万9500円とグッと下がり、販路も大手ECサイトなどに拡充し、より身近な存在になった。
ここでは、その概要とハイブリッドワークに適した新たなデバイスとしての可能性を探ってみよう。前編では生まれ変わったMeta Quest Proを見ていく。
Meta Quest Proはスタンドアローン型のVRヘッドマウントディスプレイで、SocはSnapdragon XR2+、メモリは12GB、ストレージは256GBを搭載する。従来のホワイトカラーからブラックベースになり、シュッとした外観になった。
ストラップを最も短くした場合のボディーサイズは約196(幅)×265(奥行き)×127(高さ) mm、重量は約722g(実測値は717g)と、Meta Quest 2の約191.5(幅)×295.5(奥行き)×102(高さ) mm、重量は約503gに比べてやや重くなったが、やぼったさはなくなり、デバイスとしての高級感はグッと増した印象だ。
また、無線通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2をサポートする。
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