ここ最近のドスパラ店舗で“推し”になっているのが、ガラスマウスパッドやガラスソールだ。ガラスマウスパッドは1万4000円もするなどかなり高価だが、布製のマウスパッドと比べると滑り心地が全然違う。
ぜひともそろえてみたいアイテムではあるが、そこまで手が出せないという人には、ガラスマウスソールをお勧めする。マウスのソールをガラスに変えるだけでも、かなりマウスさばきが軽やかになる。こちらは2450円程度なので、買い求めてみるのもアリだろう。
なお店内には、ガラスマウスパッドとガラスソールを試せるコーナーも用意されている。ぜひ体験してみてほしい。
この他、店内でPCを組み立てられる「ドスパラボ」、VTuberの体験を行えるコーナー、ゲーム配信コーナーなど、これまでの店舗で展開されているコーナーも複数あるので、チェックしてほしい。
さて、今回のドスパラ静岡東瀬名店訪問でひそかに決意していたことがある。それは「筆者のPCを自作すること」だ。この3年というもの、全国各地のドスパラを訪ねる度に「PCを作りたい」という欲求が高まっていた。
実は今から20年以上前には、かなり自作PCにハマっていた。2000年にはAMDのAthlonが1GHzオーバーのCPUを出したり、PCパーツのバリエーションが増えたり、PCといえばメーカー製ではなく、自分で選んで組み上げるのがもっと身近な存在だった。
しかし、徐々にメーカー製PCも選択肢が広がったりノートPCの性能が上がったり、筆者の好みがノートPCに移ったこともあり、自作PCからは離れていった。ゲームが好きで遊んでいたものの、日本では“ゲームはコンソールでプレイするもの”という流れのまま、PCでプレイすることはあまりなかったということもある。
しかし、GeForce RTX 20シリーズが出た2018年あたりから筆者の気分が変わってくる。個人的にPlayStation 5に向けてあまり盛り上がらなかったこともあり、「PCゲームもいんじゃないか!」と思い始め、2019年にCPUがCore i7-9750H、GPUにGeForce RTX 2060を備えた「GALLERIA」のゲーミングノートPCを購入した。
ここからPCゲームへの旅が始まり、Valveの「Steam」でゲームを探しては遊び尽くす日々となる。今まで慣れ親しんだビッグタイトルがPC向けでも発売される上、コンソールよりもきれいなグラフィックスで遊べるようになったことも大きな理由だ。
しかしそれから4年がたってノートPCのシステムは古くなり、酷使がたたって冷却ファンにもガタが来たのかブルースクリーンを連発するようになる。とてもではないが、これでは安心してゲームをプレイできない。
そこで、ひらめいたのだ。じゃあ、いっそのことPCを自作するか、と。
そして今回、ドスパラ静岡東瀬名店へ取材に来たこともあって、思い切って店長にどんなパーツがいいのかを相談してみた。誰もがそうだと思うが、できるだけ長く使えるPCを作りたいというのが希望だ。
CPUは、やはりCore i7を外せないし、メインメモリはDDR5がいい。ストレージもPCIe 4.0対応のNVMe SSDを選びたい。加えて外したくないのが簡易水冷だ。CPUクーラーは水冷がいい。
そういった筆者の要望を、店長に伝えた。
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