Microsoftは7月26日(現地時間)、Windows 10およびWindows 11向けに7月度の非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。Windows 11 22H2向けは「KB5028254」、Windows 11 21H2は「KB5028245」、Windows 10 22H2は「KB58028244」となる。
Windows 11 22H2向けの主な更新内容は下記の通り。
非セキュリティプレビュー更新プログラムはオプションのため、設定で有効にしていなければ自動でインストールされることはない。なお、ここでインストールしなくても、同内容は8月のセキュリティ更新プログラムと同時に適用される。
米AMDは7月24日(現地時間)、同社のZen2コアCPUのレジスタに0が正しく書き込まれない場合があり、攻撃者が別のプロセス上のスレッドからYMMレジスタに保存された機密情報にアクセスできる可能性があると発表した。CVE番号は「CVE-2023-20593」で、深刻度はMedium(警告)となっている。
データセンター向けの第2世代 AMD EPYCプロセッサは、μコード0x0830107A、AGESAファームウェア RomePI 1.0.0.H(2023年10月予定)で修正を行う。それ以外のデスクトップ向け製品では、UEFI(BIOS)アップデートを通じたAGESAファームウェアの更新で対応する。こちらのファームウェアも2023年10月以降に順次提供予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.