ベンチマークテストには、CrystalDiskMark 8.0.4(デフォルト/NVMeパターン)、PCMark 10 Full System Drive Benchmark、3DMark Storage Benchmarkを利用した。
テスト環境は下記の通りだ。
テスト環境 | |
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CPU | Intel Core i5-13600K(Pコア6基12スレッド/Eコア8基8スレッド) |
マザーボード | ASRock Z790 Steel Legend WiFi |
システムストレージ | Logitec LMD-PS5M(2TB/PCIe 4.0 x4対応) |
メインメモリ | Crucial DDR5-4800(CT16G48C40U5/16GB×2) |
グラフィックスカード | NVIDIA GeForce RTX 4070 |
OS | Windows 11 Pro(22H2) |
テスト結果は下記の通りで、CrystalDiskMarkでは公称値に一歩およばなかったが、高速なPCI Express 4.0対応SSDらしいスコアを記録した。体感速読に影響があるランダムリード(Q1/T1)も毎秒88.22MBと高速だ。
PCMark 10や3DMarkのストレージテストでは、スコアがともに3000を超えており、ビジネスシーンだけでなくゲーム用途でも十分なパフォーマンスを得ることができる。
ものは試しということで、PlayStation 5にも本製品を取り付けてみよう。
あらかじめ断っておくと、本製品はPS5を公式にサポートしておらず、動作保証もされていない。詳細はこちらに詳しいが、PS5の増設ドライブとして利用するには、利用するSSDの高さが11.25mm以下である必要がある。しかし、本製品はヒートシンクを含めた高さが約21mm(柄の出っ張りを含む)と盛大にオーバーしているからだ。
ただ、PS5のコネクターに本製品をネジ止めして、拡張スロットカバーを利用せずに側面のカバーを取り付けることは可能だ。この状態でPS5を起動したところ、無事に動作して増設ドライブとして利用できた。
肝心のフェイスプレートが隠れてしまうため、本製品の持ち味はだいぶスポイルされてしまう格好だが、SSDとしては十分に高速であり、PCだけでなくPS5で活用することもできそうだ(繰り返しになるが、動作保証はされていない)。
自作PCではホワイトカラーの人気がすっかり定着し、サイドカバーだけでなく前面までガラスにして内部を“魅せるケース”の選択肢も増えている。SSDとしての性能だけでなく、スター・ウォーズ好きをアピールできる本製品は、そんな流れにもピッタリのモデルと言えそうだ。
ライトセーバーのカラーとPC回りのライティングを同期させたり、あえて非同期にしたりして、ぜひ自分ならではの1台に仕上げてほしい。
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