手元でPCもスマホのデータもバックアップ! 「Seagate One Touch SSD」を試す:ポータブルSSDの道(1/3 ページ)

» 2021年10月12日 11時15分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]
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 テレワーク環境では、会社やチームでのデータやりとりは言うまでもなく、顧客とのやりとりもクラウドベースが前提になる。ライター稼業の筆者もGoogle Driveでドキュメントやスプレッドシートを、DropboxやOneDriveでOffice文書を作成したり編集したりしている。

 クラウド上で作業する利点は、どこからでもファイルにアクセスできることに加え、作業中のPCがクラッシュしてしまってもファイルを失うことがないことにあるだろう。

 快適なネット接続ができなくても、クラウドで作業するかのように常にバックアップがなされ、ファイルを失う心配も不要――日本シーゲートの外付けストレージなら、Sync Plusソフトと合わせて使うことで夢のような環境を構築できる。

 同社では外付けHDDも販売しているが、今回は「Seagate One Touch SSD」(以下、One Touch SSD)との組み合わせで、その便利さがどれほどのものかを検証していこう。

Seagate One Touch SSD 日本シーゲートのポータブルSSD「Seagate One Touch SSD」

最大毎秒1GB超の転送速度を誇る手のひらサイズの外付けSSD

 One Touch SSDは、サイズが約10.6(幅)×50(奥行き)×70.1(厚さ)mm、重量が約46g(実測値)の、手のひらサイズの外付けSSDだ。対応OSはWindows、macOS、Androidとなっている。

Seagate One Touch SSD カタログでは約45gとあったが、実測値は46gとほぼ同じだった

 容量は500GB/1TB/2TBの3モデルで、それぞれブラック、シルバー、ブルーのカラバリが用意されている。天面はアルミヘアライン加工仕上げ、側面にはファブリック素材を採用しており、高級感がある。指紋のつきにくいすべすべとした手触りもなかなか良い。

Seagate One Touch SSD 側面は、前モデルでファブリック素材を採用したときの名残が見られる

 2019年10月発売の「Seagate One Touch SSD」との違いは、端末との接続方法だ。前モデルでは搭載端子がmicro Bだったが、新モデルではUSB Type-Cとなっている。転送速度も最大毎秒400MBから1030MBへと高速化された。

Seagate One Touch SSD 汎用(はんよう)性の高いUSB Type-Cポートを備える。これで付属のケーブルを紛失してしまっても安心だ

 付属ケーブルは、USB Type-C→USB Type-CとUSB Type-C→USB Type-Aが用意される。USB Type-Aポートしか搭載していないPCでも使えるのがうれしい。

Seagate One Touch SSD パッケージの中身。本体のコンパクトさが際立つ
Seagate One Touch SSD 前モデルとのサイズ比較。一回りコンパクトになった

 ボディーは従来モデルに比べて一回り小さくなり、ケーブルの存在感も以前ほどではなくなり、転送速度も速い。これはもう、最強なのではなかろうか。しかし、本当に速いかどうかは試してみないと分からない。

ストレスのない爆速転送を実現

 早速、Windows PCとMacBook Proで速度テストを行った。

 テストに使ったWindows PCはデル・テクノロジーズの「XPS 13 2-in-1(7390)」(CPU:Core i7-1065G7、メモリ:16GB、ストレージ:PCIe x4 SSD 512GB)だ。計測ツールは、定番の「CrystalDiscMark 8.0.1」(ひよひよ 氏作)を使った。

Seagate One Touch SSD 1世代前の第10世代Coreプロセッサを搭載しているとはいえ、XPS 2-in-1の中でもグレードの高いモデルでテストした。XPS 13 2-in-1(7390)はThunderbolt 3ポートを備えている。ポートがネックで速度が出ないということは避けられそうだ。

 5回計測してみた平均値は、書き込み速度が毎秒965.2MB、読み出し速度が毎秒1008.8MBとなった。最大では同じく毎秒1050.04MB、毎秒1044.73MBだったので、公称値以上の速度が出ている。

Seagate One Touch SSD 書き込み/読み出しともに公称値を超えるスコアが出た

 XPS 13 2-in-1(7390)にはUSB Type-Aポートはないが、USB 3.1 Gen1対応の「Rampow USB Type C to USB 変換アダプタ」が手元にあったので、“疑似USB Type-A搭載機”として試してみた。

 5回計測の平均値で、USB Type-Cポート(厳密にはThunderbolt 3ポート)と遜色のない書き込み速度となる毎秒946.5MB、読み出し速度は毎秒1040.6MBという結果になった。最大値は、書き込み速度が毎秒969.8MB、読み出し速度は毎秒1041MBであった。

Seagate One Touch SSD 試しにUSB Type-C→USB Type-Aケーブルを使い、USB Type-Aポートと接続した場合にどれほどの転送速度を出せるかを測った

 MacBook Proではどうだろうか。テスト機は13インチMacBook Pro (CPU:Core i7 2.3GHz、メモリ:16GB、ストレージ:APPLE SSD AP1024N 1TB)で、計測ツールは「Blackmagic Disk Speed Test」、接続ポートはThunderbolt 3だ。

 5回テストした平均が、書き込み速度は毎秒903.8MB、読み出し速度が毎秒834.6MBとなった。最高値は同じく毎秒909.6MB、毎秒838.6MBで、いずれにせよ公式サイトに掲載されているスピードには届かなかった。

Seagate One Touch SSD MacBook Proでは公称値に届かなかった

 次に専用のユーティリティーを使ってみよう。

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