中国AYANEOブースでは、発売前(予約受付中)のものを含むポータブルゲーミングPCメーカーが多数展示されていた。
同社ブースで特に目を引いていたのは、8.4型の大画面ディスプレイを備える新モデル「AYANEO KUN」だ。広報担当者が「これまでのAYANEOの集大成」と語るだけあって、試遊機も複数台展開されている。同社初のQWERTYキーボード内蔵モデル「AYANEO Slide」も、日本未発表ということもあり注目を集めていた。
その他、日本で発売済みの現行ラインアップはもちろん、未発売/未発表モデルが入り交じっている展示されている。ポータブルゲーミングPCに興味のある人は必見のブースといえる。
こちらが「AYANEO KUN」。ジョイスティックと8方向の入力に対応する「フローティングD-pad」を装備している他、同社のポータブルゲーミングPCとしては初めてスライドパッドも備えた。8.4型ディスプレイはタッチ操作対応で、解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)となる
AYANEO KUNはAMD製APU「Ryzen 7 7840U」(3.3GHz〜5.1GHz/8コア16スレッド)を搭載している。標準TDPは「28W」だが、最大でその2倍弱に当たる「54W」での駆動にも対応している。75Whのバッテリーを搭載することで、ある程度パフォーマンスを上げても一定の駆動時間を確保できているという
日本未発表の軽量/スリムモデル「AYANEO Pocket S」も、モックアップながらも展示されていた。こちらは同社としては初めてQualcomm製のSoC(Snapdragon G3x Gen 2)を搭載したことが特徴だ
これまた日本未発表である、Androidベースの小型/軽量モデル「AYANEO Pocket AIR」も展示されていた。これは昔のゲーム機をほうふつとさせるカラーリングの「Retro Edition」であるサードウェーブの「GALLERIA」ブースでは、同社が展開するコラボPCを数多く用意している。試遊タイトルも「Apex Legends」「Overwatch 2」「レインボーシックス シージ」「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」「ELDEN LING」「ストリートファイター6」「Fate/Samurai Remnant」と、かなりの数だ。
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AYANEO、8.4型WQXGA液晶を備えた高性能モバイルゲーミングPC「AYANEO KUN」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.