続いて、山口氏がグローバルで展開している生成AI開発基盤「Project Helix」(Validated Design for Generative AI)について説明した。
「Project Helixについては、スケーラブルでフルスタックな環境を提供するもので、当社だけでなくNVIDIAとの協業でできあがったソリューションだ」とし、「生成AIを利用する際にどうしても課題として出てくるセキュリティ面でも配慮されており、インフラをいかに簡単に管理するのかといったソフトウェアの方も当社から提供する。NVIDIAさんの方でGPUやその上で動くAIソフトを提供していただく」と語った。
実際に生成AIを作り上げるときに、どのくらいのリソースやソフトウェアが必要なのかの目安が必要になる。山口氏は「まずお伝えしているのは推論の部分で、今後は自社向けにカスタマイゼーションするデザインガイドを提供し、さらにトレーニングはリソースが必要になるがこちらも将来的にデザインガイドを提供する」と語った。
Project Helixの国内展開について現在準備中で、正式発表は今後改めて行う予定だという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.