続いて、山口氏がグローバルで展開している生成AI開発基盤「Project Helix」(Validated Design for Generative AI)について説明した。
「Project Helixについては、スケーラブルでフルスタックな環境を提供するもので、当社だけでなくNVIDIAとの協業でできあがったソリューションだ」とし、「生成AIを利用する際にどうしても課題として出てくるセキュリティ面でも配慮されており、インフラをいかに簡単に管理するのかといったソフトウェアの方も当社から提供する。NVIDIAさんの方でGPUやその上で動くAIソフトを提供していただく」と語った。
実際に生成AIを作り上げるときに、どのくらいのリソースやソフトウェアが必要なのかの目安が必要になる。山口氏は「まずお伝えしているのは推論の部分で、今後は自社向けにカスタマイゼーションするデザインガイドを提供し、さらにトレーニングはリソースが必要になるがこちらも将来的にデザインガイドを提供する」と語った。
Project Helixの国内展開について現在準備中で、正式発表は今後改めて行う予定だという。
デル本社のある東京都千代田区大手町に、「AI Experience Zone」と名付けた検証/見学環境を用意している。サーバやフラッシュストレージから法人向けのクライアントPCなどを実際に試すことが可能だ
Meta、Instagramなどに生成AIを導入 Quest 3にも対話型アシスタントが入る
アドビがWebブラウザで使える「Photoshop」を正式リリース 生成AI「Firefly」も実装
デルの法人向けPCがシェア拡大できた理由とは? 成果が出た2つの取り組みを執行役員に聞く
デル、法人向けの新保守サービス「ProSupport Infrastructure Suite」を提供開始
中小企業の情シスを“ゼロタッチ”で救う デルがソリューションを提供Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.