NTT東西が「テレホーダイ」の新規受付を終了 12月31日をもってサービスも終息:かつてインターネットを支えた

» 2023年09月30日 10時30分 公開
[井上翔,ITmedia]

 NTT東日本(東日本電信電話)とNTT西日本(西日本電信電話)は9月30日、加入電話向けオプションサービス「テレホーダイ」と、INSネット(ISDN回線)向けオプションサービス「INSテレホーダイ」の新規受け付けを終了する。両サービスは固定電話網のIP化に伴い12月31日をもって終息することが決まっている。

テレホーダイ NTT東西がテレホーダイの新規受け付けを終了する

テレホーダイ/INSテレホーダイの概要

 テレホーダイとINSテレホーダイは、月額料金を支払うことで23時から翌日8時まで指定した電話番号への通話が定額利用できるというサービスだった。ADSL、CATV(ケーブルテレビ)や光ファイバーといった高速ブロードバンド回線サービスが普及する前は、安価にISP(インターネットサービスプロバイダー)のアクセスポイントへと接続する手段として広く使われてきた。

 9月30日現在のサービスメニューと月額料金(税込み)は以下の通りだ。

  • テレホーダイ(加入電話向け)
    • テレホーダイ1800:月額1980円
      • 同一区域内(※1)の最大2つの電話番号への通話が定額
    • テレホーダイ3600:月額3960円
      • 隣接区域/20kmまでの区域(※2)の最大2つの電話番号への通話が定額(※3)
  • INSテレホーダイ(INSネット向け)
    • 市内プラン:月額2640円(ホーム)/月額5060円(ビジネス)
      • 同一区域内(※1)の最大2つの電話番号への通話が定額
    • 隣接プラン:月額5280円(ホーム)/月額1万120円(ビジネス)
      • 隣接区域/20kmまでの区域(※2)の最大2つの電話番号への通話が定額(※3)

(※1)いわゆる「市内通話料金」が適用される区域(8時〜23時の通話料金が3分当たり9.35円の区域)
(※2)「隣接/20kmまでの通話料金」が適用される区域(8時〜23時の通話料金が90秒当たり11円の区域)
(※3)1番号は同一区域内からも指定可

 NTT東日本とNTT西日本は、固定電話(加入電話/INSネット)のネットワークを順次IPネットワークに切り替えている。その進捗(しんちょく)に伴い、2024年1月1日から国内通話料金が「3分当たり9.35円」に統一される(※4)。テレホーダイ/INSテレホーダイのサービス終了は、そのことに伴う措置だ。

(※4)携帯電話宛の通話、通話先が料金を定義する電話番号(「0570」「0180」で始まる番号など)宛の通話や国際電話を除く

 なお、INSネットについては、2024年1月から順次「デジタル通信」の利用も終了する。ISDN回線対応のTA(ターミナルアダプター)などを使ったデータ通信を行っている場合は、固定インターネット回線や携帯電話回線への切り替えなど事前の対策が必要となるので注意しよう。

サービス変更 固定電話網のIPネットワーク化が進んだことに伴い、2024年1月1日から固定電話サービスの仕様に大きな変更が行われる。テレホーダイ/INSテレホーダイのサービス終了は、そのことに伴う措置となる
テレホマン テレホーダイといえば「テレホマン」のAA(アスキーアート)を思い出す人もいるはず

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. Anthropicが常時稼働するエージェント「Claude Duet」を発表/AMDとIntelが協業 PyTorchのx86 CPU最適化を「oneDNN」に一本化 (2026年10月25日)
  2. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  3. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  4. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  5. 定格1650Wの7.5万円電源&Noctuaファン採用の異常検知アダプターが登場! (2026年10月24日)
  6. エイサー、Ryzen 3/5を搭載したコンパクトデスクトップPC Amazon専売モデルも用意 (2026年10月23日)
  7. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  8. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  9. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  10. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー