今回発表した製品は価格性能比に優れているとして、いずれもCPUにAMDのRyzen、GPUにRadeonシリーズを採用している。
「ゲーミング市場は拡大しているが、当社は出荷台数で苦戦している。コストを下げつつ、ゲーミングに見合う性能を発揮できるものをと考えた結果、AMDプラットフォームを採用することにした」(小松社長)
米AMDのデイビッド・マカフィー氏(コーポレートバイスプレジデント&ジェネラルマネージャー)は、「マウスコンピューターが選んだRyzen 7040 HSシリーズのプロセッサは、業界初のRyzen AIテクノロジーを採用している。人気のAAAタイトルも難なく遊べる。デスクトップに採用されたRyzen 7 7800X3Dは、プロセッサ上に追加でスタックできるAMD 3D V-Cacheを搭載しており、どんなゲームにも対応可能だ。Radeon RX 7800 XTは次の世代に求められるタフな性能を備えている。総合的にベストな体験を得られるだろう」と自信を見せた。
さらなるコストカットを価格に反映させるため、完全受注生産制で販売していくという。ECサイトで受注する他、直営店では実物に触れることもできるが、店頭に在庫は置かず、その場でオーダーしてもらう。13時までの注文であれば、翌営業日には出荷する。
小松社長は、「ゲーミング市場拡大に向けて少しでもお手伝いしていきたい。SNSを活用して、ボディーカラーやデザインを選択していったように、NEXTGEARは、今後も一般コンシューマー向けのゲーミングPCブランドとして、ユーザーとともに歩んでいきたい」と語った。
マウスコンピューターでは新製品発売を記念して、NEXTGEAR JG-A5G60またはNEXTGEAR JG-A7G6Tに、未発売の34型ウルトラワイドゲーミング液晶湾曲ディスプレイ(iiyama製)とゲーミングマウス/キーボード/ヘッドセット(ロジクール製)の4点をセットにした「ウルトラワイド5点セット」を合わせて400台限定で販売する。
価格はNEXTGEAR JG-A5G60とのセットが16万9800円、NEXTGEAR JG-A7G6Tとのセットが21万9800円だ。
さらに、10月31日午前10時59分までの期間限定で、「NEXTGEAR 10-20s割 プログラム」も実施する。これは、30歳未満のユーザーであれば、NEXTGEAR製品が1万1000円オフで買えるというもの。会員登録後、マイページで割引クーポンが発行される。
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