マウスコンピューターのゲーミングPCブランド、なぜ2つ? 小松社長が語る「NEXTGEAR」登場の背景(1/3 ページ)

» 2023年10月26日 11時45分 公開
[渡辺まりかITmedia]

 マウスコンピューターは10月24日、ゲーミングPCブランド「NEXTGEAR」(ネクストギア)の新製品を発表した。ユーザーアンケートで人気だったボディーカラーを採用したブランド初のゲーミングノートPCや、AMD Ryzen 7とRadeon RX 7800 XTを組み合わせた、コストパフォーマンスに優れるというゲーミングデスクトップPCをラインアップに加えた。

 同社にはゲーミングPCブランド「G-Tune」もあるが、小松永門代表取締役社長はNEXTGEARを立ち上げた理由として「プロ向けに展開しているG-Tuneより、もっと幅広い層に向けてコストを抑えた一般向けゲーミングPCブランドを立ち上げたいと考えた」と説明する。

NEXTGEARに追加されたJGシリーズとJ6シリーズ マウスコンピューターの一般向けゲーミングPCブランド「NEXTGEAR」に追加されたデスクトップPC「JG」シリーズ(写真=左、中央)とノートPC「J6」シリーズ(写真=右)

緑色のボディーが異彩を放つゲーミングノートPC「NEXTGEAR J6」

 マウスコンピューターが7月にNEXTGEARを立ち上げた際のラインアップはデスクトップPCのみだった。今回新たに発表した「NEXTGEAR J6」シリーズは、16型の液晶ディスプレイを搭載する、ブランド初のゲーミングノートPCだ。CPUやGPUの組み合わせで、計3モデルを用意している。

NEXTGEAR J6シリーズ NEXTGEAR J6シリーズ

 特徴的なのはボディーカラーだ。ゲーミングノートPCは黒、またはダークグレーの製品が多い印象だが、NEXTGEAR J6シリーズでは珍しいブルーグリーンを採用している。マウスコンピューターがSNS上でボディーカラーについてのアンケートを取った結果、最も得票の高かった色だという。

NEXTGEAR J6-A5G50GN-A ブルーグリーンのボディーが美しいNEXTGEAR J6-A5G50GN-A(c)SQUARE ENIX

 社内では「無難なところで、シルバーが選ばれるのではないか」「あっても赤か青だろう」としてブルーグリーンは予想外だったようだが、「人とパソコンは、もっと近づける」という企業理念、また「ユーザーと一緒に歩んでいきたい」ということから、アンケートの結果に従おうという判断で、このチャレンジングなカラーに決定したという。

 開発パートナーである中国Uniwill Technologyのレイチェル・チェン氏(シニアバイスプレジデント オブ ネットブック ODMビジネスユニット)は、NEXTGEAR J6のボディーカラーについて「何度も話し合い、塗料や塗り方を工夫することで、複雑で鮮やかな緑色を実現できた」と話した。

 ラインアップの内容とスペック、価格は以下の通りだ。

J6-A5G50GN-A

 CPUにRyzen 5 7535HS、GPUにGeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載する。メモリの標準容量は16GB(8GB×2)で、ストレージは256GB(NVMe)、内蔵バッテリーによる動作時間は約8時間だ。価格は12万4900円(税込、以下同)となっている。

J6-A5G60GN-A

 CPUにRyzen 5 7535HS、GPUにGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載。メモリの標準容量は16GB(8GB×2)で、ストレージは500GB(PCIe Gen 4 x4)、内蔵バッテリーによる動作時間は約8時間となる。価格は14万9800円だ。

J6-A7G60GN-A

 CPUにAMD Ryzen 7 7840HS、GPUにGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載し、メモリは標準で32GB(16GB×2)、ストレージは1TB(PCIe Gen 4 x4)、内蔵バッテリーによる動作時間は約6時間となっている。価格は18万9800円だ。

共通仕様

 3モデルとも、SO-DIMMスロットを2基備え、最大64GB(32GB×2)を搭載可能だ。ディスプレイサイズは16型でノングレア。アスペクト比は縦方向の情報量が多い16:10で、解像度は1920×1200ピクセル(WUXGA)、リフレッシュレート165Hzだ。

NEXTGEAR J6シリーズ NEXTGEAR J6シリーズのディスプレイのアスペクト比は16:10、リフレッシュレートは165Hz

 搭載するインタフェースは、背面に最大3840×2160ピクセル/60Hzで出力可能なMini DisplayPortとHDMIを各1基、USB 3.1対応のUSB Type-C、ギガビットイーサネット対応LANポート、左側面にUSB 2.0対応のUSB Standard A、マイク入力端子、4極3.5mmオーディオジャック、右側面にはUSB 3.0対応のUSB Standard A×2、UHS-I対応SDカードリーダーとなっている。Wi-Fi 6E規格の最大毎秒2.4GBのデータ通信、Bluetooth 5に対応する。

NEXTGEAR J6-A5G50GN-A 右側面の端子類
NEXTGEAR J6-A5G50GN-A 左側面の端子類
NEXTGEAR J6-A5G50GN-A 背面の端子類
NEXTGEAR J6-A5G50GN-A天板 NEXTGEAR J6-A5G50GN-Aの天板。ブルーグリーンのボディーにシンボルカラーのマジェンダでロゴがプリントされている。これだけでも目を引きそうだ
NEXTGEAR J6-A5G50GN-A 高負荷な動作で本体が発熱しても、すぐに持ち運べるように熱くない部分を設けたという。筆者が実際に触ってみたところ、確かに左右のファンの部分は熱くなっているものの、ボディー中央部分は熱を帯びてなかった

 キーボードはテンキー搭載の日本語キーボード(102キー)でキーピッチは約18.82mm、キーストロークは約1.4mm、ゲームプレイを盛り上げる4ゾーン設定に対応したRGB LEDを搭載する。また、複数キーの同時押しもサポートするNキーロールオーバーにも対応した。これにより、別途ゲーミングキーボードを用意せずとも、素早い操作が求められるシューティングゲームなどを楽しめる。

NEXTGEAR J6-A5G50GN-Aキーボード 日本語キーボード(102キー)を搭載する
NEXTGEAR J6-A5G50GN-Aキーボード カスタマイズできるLEDの光とボディーカラーのコントラストが美しい
NEXTGEAR J6のキーボード キーボードはNキーロールオーバーに対応

 その他、約100万画素のWebカメラ、デジタルマイク、ステレオスピーカーを内蔵している。本体サイズは約358.4(幅)×268.3(奥行き)×26.3(高さ)mm、重さは約2.29kgとなっている。

NEXTGEAR J6シリーズラインアップ NEXTGEAR J6シリーズラインアップ
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月22日 更新
  1. 16GB版と8GB版のすみ分けが進むRTX 5060 Ti――HDD「完売」報道の影響は? 今週末のアキバパーツ事情 (2026年02月21日)
  2. マウスの概念が変わる! ロジクールG「PRO X2 SUPERSTRIKE」が切り開く“身体感覚”と直結する新たなクリック体験 (2026年02月18日)
  3. ルンバが日本のために本気を出した! 「Roomba Mini」が示す“小が大を兼ねる”新基準とは (2026年02月21日)
  4. モニター台とドッキングステーションが合体した「Anker USB-C ハブ 10-in-1 Monitor Stand」が28%オフの1万7990円で販売中 (2026年02月20日)
  5. 上下2画面で作業効率を大幅に高める「InnoView デュアル モバイルモニター」が36%オフの2万8212円に (2026年02月20日)
  6. 「UGREEN ワイヤレスHDMI送受信機」が25%オフの8999円に (2026年02月19日)
  7. 内蔵タッチパッドが変形する「EWiN 折りたたみワイヤレスキーボード」が24%オフの5319円で販売中 (2026年02月20日)
  8. 微細な造形を圧倒的な解像度で実現する3Dプリンタ「ELEGOO Saturn 4 Ultra 16K」が20%オフの7万2798円に (2026年02月20日)
  9. ホール効果スティックで高耐久、精密な操作を実現する「BIGBIG WON BLITZ2 TMR コントローラー」がセールで9027円に (2026年02月19日)
  10. 繰り返し使える「充電式カイロ」5製品を試す そもそもリチウムイオン電池内蔵で温めても大丈夫? (2026年02月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年