米Microsoftは10月26日(現地時間)、「Microsoft Word」が40周年を迎えたとして、その歴史を振り返る公式ブログを公開した。
Wordの誕生は1983年だ。AppleのLisaが6000ドルで発売された他、Wordを含め、Lotus 1-2-3やWordPerfectなどのビジネスアプリケーションの黎明(れいめい)期だったとしている。当時のライバルの名前は、既に見かけることはなくなったが、Wordは世界で最も人気のあるオフィスツールとなった。
今後も、CopilotなどのAI機能やWeb用Wordへの投資、共同編集機能の拡充などに努めていくとしている。
朝日新聞社は10月23日、入力された文章の誤りをAIで検知する校正支援システム「Typoless(タイポレス)」の提供を開始した。個人向けの「スタンダード」「プレミアム」、法人向け「エンタープライズ」の3プランが用意されており、価格はスタンダードが月額2200円(税込み、以下同)、プレミアムが月額5500円、エンタープライズは10 IDから月額4万9500円(以降、1 ID毎に月額4950円)。
朝日新聞の膨大な記事構成履歴を学習させたAIが文章を解釈し、「てにをは」などの助詞や同音異義語の誤りを検知し、「置換、削除、挿入」の3つの方法で修正候補を提示する。スタンダード以外のプランでは、同社の約10万個に及ぶ校閲ルールを活用する他、ユーザーが独自にカスタム辞書を作成できる。社内の表記ルールを統一することも可能だ。この他にダイバーシティーやインクルージョンに配慮した不適切表現を指摘する機能もある。
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