Amazonから新たに登場した第13世代の「Fire HD 10」は、2021年に発売された第11世代モデルと比較して約30gの軽量化を成し遂げて、新たにスタイラスペンに対応したことが特徴のニューフェイスだ。
今回はスタイラスペンによる手書き入力を中心とした使い勝手を、2023年夏に発売された上位モデル「Fire Max 11」と比較しつつ見ていこう。
ちなみに、新型Fire HD 10の価格は64GBモデルが2万3980円、32GBモデルが1万9980円で、上位モデルとなるFire Max 11の3万9980円(128GB)/3万4980円(64GB)からグッと下がる(税込み、以下同様)。
10.1型のFire HD 10は、かつてはFireシリーズの中で最も大画面のモデルと位置づけられていたが、2023年夏に11型の「Fire Max 11」が登場したことで、現在はそれより1つ下の、ミドルクラスという位置づけになっている。
今回の製品も、約30gの軽量化という大きな特徴こそあるものの、外見は従来モデルとほぼ同じ、スペック面でも順当な進化にとどまっており、Fireタブレット全体の序列を崩さない範囲でのスペックアップにとどめた印象が強い。
こういったことから、見た目も含めてマイナーチェンジモデルのように見えるが、実は従来はなかった特徴が1つ追加されている。それはスタイラスペンによる手書き入力の対応だ。これはFire Max 11で初めてサポートされた機能で、10.1型である本製品にも今回フィードバックされた形になる。
続いて、ペン回りをチェックしよう。
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