実際の使い方を見ていこう。まず1つは手書き文字の入力だ。通常、Fireの画面上でテキストを入力する時はソフトウェアキーボードから行うが、スタイラスペンがあれば、手書きが可能になる。
ここでは試しに検索フォームへの単語の入力を試してみよう。検索フォームをタップして選択状態にすると、画面の下に「ここに文字を書いてください」と書かれた手書きパレットが表示されるので、そちらに手書き文字を書き込む。入力が途切れたタイミングでテキストへの変換が自動実行され、検索フォーム上にテキストが表示される。
ちなみに検索フォームの上にダイレクトに書き込めるが、背景色のせいで文字が見づらくなる場合もしばしばなので、基本的には下部の手書きパレットに書き込んだ方がよいだろう。その方が修正も容易だし、作法を統一しておけば他のアプリで使う場合も戸惑いが少ない。
この手書きパレットは、検索フォームへの入力時に限らず、Microsoft 365など一般的なアプリで手書き文字を入力する場合にも表示される。マスの中に1文字ずつ書いたり、ガイド線にそろえて書いたりといった制限はなく、使い勝手はよい。
文字は、アルファベットはもちろんのこと、日本語のカナや漢字についても問題なく変換される。間違った文字は、画面下のBackSpaceキーを押して変換してもよいし、スタートガイドでも紹介されているように、上から横線を引いて取り消しても構わない。
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