プロナビ

Windows 10の「ESU(拡張セキュリティ更新)」は最長3年間(原則有償) 個人向け提供も検討

» 2023年12月06日 13時55分 公開
[井上翔ITmedia]

 Microsoftは12月5日(米国太平洋時間、以下同)、Windows 10のサポート終了に伴う「ESU(Extended Security Update:拡張セキュリティ更新)」に関する案内を行った。一部エディション(※1)を除き、Windows 10のサポートは2025年10月14日をもって終了するが、ESUを契約すると最長で3年間(2028年10月14日まで)に渡りセキュリティ更新を受けられるようになる。提供条件や価格の詳細は、追って告知される。

(※1)Windows 10 Enterprise LTSC(2027年1月12日まで)およびWindows 10 IoT Enterprise LTSC(最長で2032年1月13日まで)

ESU Windows 10のESUに関する発表が行われた

ESUの概要

 ESUは、有償契約によってサポートを終了したOSのセキュリティ更新を受けられるサービスだ(※2)。「サポート終了までに新OSへの移行が終わらない」「使っているアプリ(ソフトウェア)の都合で新OSに移行することが難しい」といった“特殊事情”を抱えているユーザー向けに提供される。

 直近では、Windows 7 Professional/Enterprise/Education/EmbeddedおよびWindows Server 2012/2012 R2において、法人ユーザーを対象にESUが提供されてきた。

(※2)Azure上で稼働するWindows Server、および「Azure Virtual Desktop」経由で提供される仮想マシンでは追加料金なし(≒無料)で利用可能

 従来のESUと同様に、Windows 10のESUは1年単位で最長3年間購入できる。つまり、ESUを購入すれば最長で2028年1月13日まで追加のセキュリティ更新を受けられることになる。ただし、ESUはあくまでも“セキュリティ更新”の延長プログラムなので、テクニカルサポートの延長は別途契約が必要となる。

 なお、従来のESUは法人ユーザー向けに提供されていたが、告知を読む限り、今回は個人ユーザーへの提供も予定しているようだ。

告知 Windows 10向けのESUに関する告知を見る限り、個人ユーザーへの提供も検討されているようだ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月10日 更新
  1. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  2. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  3. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  4. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  5. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  6. Apple Siliconはなぜ「オンデバイスAI」に強いのか? NVIDIA「RTX Spark」との比較で読み解くシリコン設計の哲学 (2026年06月08日)
  7. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
  8. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  9. 新GPU「RX 9070 GRE」搭載カード発売! 既存上位モデル「RX 9070 XT」との価格差に悩む声も (2026年06月08日)
  10. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー