HPは自社ブランドの他、傘下のPlatronicsが手掛ける「Poly」ブランドの周辺機器の新製品も合わせて発表している。いずれもユーザーの「あらゆる活動に最適」になるように作られたという。この記事では、主な新製品を紹介する。
「Poly Voyager Free 20 Wireless Earbuds」は、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能付きの完全ワイヤレスイヤフォンで、最長8時間の連続通話が可能となっている。「Poly Lens」アプリを使うことで、自分にピッタリなイヤチップのサイズを診断する機能も利用できる。付属のバッテリー付きケースはQi(チー)規格のワイヤレス充電にも対応する。
北米では5月の発売を予定しており、直販価格は149ドル(約2万5600円)となる。
「HP 960 Ergonomic Wireless Keyboard」は、その名の通りエルゴノミック(人間工学を考慮した)デザイン採用のワイヤレスキーボードで、独自のUSBドングルとBluetoothの両方で接続できるようになっている。20個の「プログラマブルキー」(カスタマイズ可能なキー)と、“分離された”テンキーを備えることも特徴だ。
北米では4月の発売を予定しており、直販価格は119ドル(約1万7200円)となっている。
「HP Series 5」は、コンシューマー向けの外付けディスプレイの新シリーズとなる。23.8型が2モデル、27型が4モデル、31.5型が1モデル登場する予定で、いずれもパネルの解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)で、最大リフレッシュレートは100Hzとなる。同じディスプレイを複数枚並べて使うことを意識したデザインも特徴だ。
北米では2024年春から順次発売される予定で、価格は発売が近付いた頃合いで改めて発表される。
その他、HPブランドからは以下の周辺機器が順次発売される。なお、いずれもマルチプラットフォーム対応をうたっており、Windows 10/11、macOS、ChromeOSでの稼働をサポートしている(一部デバイスはAndroid OSやiPadOSも対応)。また、記載の発売時期は北米におけるものとなる。
左上から時計回りにHP 690 Rechargeable Wireless Mouse、HP 430 Programmable Wireless Keypad、HP USB-C Travel Hub G3、HP 400 Backlit Wired Keyboard
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