CPUはCore i5-1235Uを搭載する。開発コード名「Alder Lake-U」ことモバイルPC向け第12世代Coreプロセッサの中堅モデルで、2022〜2023年発売のモバイルPCでは採用例が多い定番モデルだ。なお、第13世代は第12世代のマイナーチェンジであるため、1つ前の世代であることを気にする必要はない。
メモリは標準で16GB(オンボード8GB+SO-DIMM 8GB)、ストレージは256GBのPCI Express SSDを搭載している。BTOでのカスタマイズが可能で、メモリは最大で40GBまで、SSDは最大容量2TBまで、PCI Express 4.0 x4インタフェース対応の高速SSD(Samsung PM9A1)も指定できる。
CPUはCore i5-1235Uを装備する。モバイルPC向けの第12世代Coreプロセッサのミドルレンジモデルで、性能優先のPコアを2基4スレッド、電力効率優先のEコアを8基8スレッドの合計10コア12スレッド仕様となる
Mouse Control Centerユーティリティーでシステムの動作モードを選べる
メモリは標準で16GBを備える。オンボードで8GBを実装し、メモリモジュールで8GBを増設している形だ。BTOでは最大40GBまで選べる
データストレージは、標準で256GBのPCI Express SSDを搭載する。評価機のSSDは、ADATAのLEGEND 700だった
CrystalDiskMark 8.0.4(ひよひよ氏・作)のスコア。PCI Express SSDとしては地味なスコアだが、ビジネスや学習用途ではストレスなく使えるだろう
液晶ディスプレイは14型で、画面解像度は1920×1080ピクセルに対応する。パネル表面は照明などが映り込みにくいノングレア仕様だ。
詳細なスペックは公開されていないが、評価機を計測したところ明るさ、色域ともに十分あって色味も素直で、良質な画面であることが確認できた。
6段配列のアイソレーションキーボードは、キーピッチ約19.1mmとゆったりとした配置で打ちやすい。キーストロークは約1.2mmとやや浅めだが、スイッチの感触は良好で、長文入力もしやすい。
1920×1080ピクセル(フルHD)表示に対応する14型液晶ディスプレイを採用する。表面は照明などが映り込みにくいノングレア仕上げで視野角も広く、視認性は良好だ
液晶ディスプレイは180度まで倒すことができる。商談相手と画面の情報を共有したい時などに有効だ
i1 Display Proでの計測結果。輝度は294ニトと十分な明るさで、色温度も約6200Kと色味も素直だった
色域もsRGBカバー率で約99%と、十分な広さがある。色度図の作成にはColor AC(Phonon氏・作)を利用した。実線が本製品の色域で、点線で示したsRGBの色域とほぼ重なっている
アイソレーションタイプの6段配列のキーボードを搭載する。カーソルキーが小さい点はやや気になるが、キーピッチは約19.1mmと余裕があり、スイッチの感触も良好だ
白色LEDのキーボードバックライトを搭載している
続いて、インタフェース回りをチェックする。
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