One-Netbook Technology正規代理店のテックワンは1月30日、最新のCore Ultraプロセッサを搭載した3in1 PC「ONEXPLAYER X1」と、ポータブル型の外付けGPUユニット(eGPU)「ONEXGPU」の国内正規版を3月末に発売すると発表した。
One-Netbook Technologyは、「ONEXFLY」や「ONEXPLAYER 2 Pro」など、主にゲーミングを想定したポータブルゲーミングPCの新製品を短期間でリリースしており、今回の発表会に参加したIT記者陣は「購入が追い付かない」とため息をついていた。
ONEXPLAYER X1は、アスペクト比16:10の10.95型(2560×1600ピクセル、フレッシュレート120Hz)液晶ディスプレイを搭載したタブレットPCだ。専用のコントローラーを本体の両側面に装着すれば、ポータブルゲーミングPCとして、マグネット式の専用カバーキーボード(US配列)を装着すれば、ノートPCとして利用できる3in1となっている。
タブレット本体のサイズは約252(幅)×163(奥行き)×13(高さ)mm、重さは約789gだ。本体背面に専用ブラケットを装着(マグネット式)すれば、キックスタンドのようなスタイルで最大135度まで傾けられる。
OSはWindows 11 Homeで、CPUはCore Ultra 7 processor 155H(16コア/22スレッド、最大周波数4.8GHz)、内蔵グラフィックスはIntel Arc Graphics(最大2.25GHz)を搭載している。メモリはLPDDR5の最大64GBを選択できる。
インタフェースとして、USB4×2基、UBS 3.2 Standard-Aポート×1基、イヤフォンジャック、microSDメモリカードスロット、OCuLinkポートを搭載している。画面上部にはWebカメラ、電源ボタンには指紋認証センサーも内蔵している。ワイヤレス機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応する。
OCuLinkポートまたはUSB4で後述するeGPUを接続すれば、グラフィックス性能を向上させることもできる。
バッテリー容量は65.02Wh(1万6890mAh)で、ゲームプレイなら約2時間、オフィスアプリ利用なら約8時間、ビデオ再生なら約11時間動作する。100WのUSB PD(Power Delivery)急速充電にも対応し、30分で50%まで充電できるという。
CPUやストレージ、搭載メモリが異なる製品ラインアップと価格は以下の通り。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.