Core Ultra 7搭載、新eGPUユニット「ONEXGPU」にも対応する3in1「ONEXPLAYER X1」登場 One-Netbookの勢いが止まらない(1/2 ページ)

» 2024年01月30日 18時20分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 One-Netbook Technology正規代理店のテックワンは1月30日、最新のCore Ultraプロセッサを搭載した3in1 PC「ONEXPLAYER X1」と、ポータブル型の外付けGPUユニット(eGPU)「ONEXGPU」の国内正規版を3月末に発売すると発表した。

photo 3in1 PC「ONEXPLAYER X1」(写真=左)とポータブルeGPU「ONEXGPU」(写真=右)

 One-Netbook Technologyは、「ONEXFLY」や「ONEXPLAYER 2 Pro」など、主にゲーミングを想定したポータブルゲーミングPCの新製品を短期間でリリースしており、今回の発表会に参加したIT記者陣は「購入が追い付かない」とため息をついていた。

拡張性に優れた3in1 PC「ONEXPLAYER X1」

 ONEXPLAYER X1は、アスペクト比16:10の10.95型(2560×1600ピクセル、フレッシュレート120Hz)液晶ディスプレイを搭載したタブレットPCだ。専用のコントローラーを本体の両側面に装着すれば、ポータブルゲーミングPCとして、マグネット式の専用カバーキーボード(US配列)を装着すれば、ノートPCとして利用できる3in1となっている。

photo 専用カバーキーボード(US配列)はマグネットで装着する接点方式となっている
photo RGBライトを搭載した付属の専用コントローラーを本体の両側面に装着できる

 タブレット本体のサイズは約252(幅)×163(奥行き)×13(高さ)mm、重さは約789gだ。本体背面に専用ブラケットを装着(マグネット式)すれば、キックスタンドのようなスタイルで最大135度まで傾けられる。

photo 専用ブラケットを装着して立て掛けた状態。本体背面にあるライティングが見えるように穴がある
photo 専用ブラケットを取り外したところ
photo 本体の左側面には専用コントローラーを装着する接点とコネクターがある
photo 右側面も同様だ

 OSはWindows 11 Homeで、CPUはCore Ultra 7 processor 155H(16コア/22スレッド、最大周波数4.8GHz)、内蔵グラフィックスはIntel Arc Graphics(最大2.25GHz)を搭載している。メモリはLPDDR5の最大64GBを選択できる。

 インタフェースとして、USB4×2基、UBS 3.2 Standard-Aポート×1基、イヤフォンジャック、microSDメモリカードスロット、OCuLinkポートを搭載している。画面上部にはWebカメラ、電源ボタンには指紋認証センサーも内蔵している。ワイヤレス機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応する。

 OCuLinkポートまたはUSB4で後述するeGPUを接続すれば、グラフィックス性能を向上させることもできる。

 バッテリー容量は65.02Wh(1万6890mAh)で、ゲームプレイなら約2時間、オフィスアプリ利用なら約8時間、ビデオ再生なら約11時間動作する。100WのUSB PD(Power Delivery)急速充電にも対応し、30分で50%まで充電できるという。

 CPUやストレージ、搭載メモリが異なる製品ラインアップと価格は以下の通り。

  • Core Ultra 5 processor 125H/メモリ16GB/ストレージ1TB 16万8000円(税込み、以下同)
  • Core Ultra 7 processor 155H/メモリ32GB/ストレージ1TB 20万8000円
  • Core Ultra 7 processor 155H/メモリ32GB/ストレージ2TB 21万8000円
  • Core Ultra 7 processor 155H/メモリ64GB/ストレージ4TB 26万8000円
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