青春をかけた高校生たちの熱き戦い! 「NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権」決勝戦レポート(5/6 ページ)

» 2024年02月15日 17時30分 公開
[渡辺まりかITmedia]

試合後のインタビュー

 1試合目で圧倒的な強さを見せつつ、2試合目ではone選手と交代したibu選手は高校2年生で、なんと高校に入学してからVALORANTをプレイするようになったという。聞けばキャプテンイナザワ選手もone選手もプレイ歴は1年半程度だという。

 そのような中で優勝できた理由をキャプテンイナザワ選手は「自分たちもそうだが、負けたら悔しくて練習量を増やす。勝ち続けるには練習し続けなければならず、それをしてきた」と話した。そして、勝てたという成功体験を積み上げることで自信をつけていった。本大会へのエントリーを決めてから、部活以外でも毎日2時間以上、大会が近づくにつれ6時間の練習をこなしてきた彼らの言葉から、大切なことを学べたような気がした。

優勝したイナザワジャパンチーム イナザワジャパンチームは優勝しただけでなく、リーダーのキャプテンイナザワ選手がベストフェアプレイ賞を受賞していた

 準優勝となった芳醇きのこの焦がしバターチームは、「他の試合で負けて、チーム全体のモチベーションが下がってしまったこともあったが、今回の大会は3年生にとって最後の試合だった。『最後だから、頑張っていこうか!』ということで、ここまで来られた。決勝まで進めると思っていなかったので、勝てなかったのは悔しいけれど、それでも総じて良かったと思う」と高校生らしいコメントを残してくれた。

準優勝の芳醇きのこの焦がしバターチーム 惜しくも準優勝となった芳醇きのこの焦がしバターチームの面々。ホッとしつつも、すがすがしい笑顔に癒やされる

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2024年05月09日 更新
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