リーグ・オブ・レジェンド部門決勝戦のMCは、総合MCのOooDaさん、アナリストはRecruitさん、実況中継はeyesさん、解説はRevolさん。応援リーダーには、ぶいすぽっ!メンバーの胡桃のあさんが登場し、応援の言葉や、X(旧Twitter)に寄せられた応援メッセージを読み上げていた。
決勝戦前にチーム入場した両チームリーダーのKaraage選手とmhat選手による選手宣誓が行われ、少し間をおいて全メンバーが入場。着席し、準備を整えた後、第1試合が始まった。
ゲームでは、プレイヤーのチャンピオン(ゲーム内キャラクター)が「ミニオン(ノンプレイヤーキャラクター)を倒す」「時間によって出現する中立モンスターを倒す」「タワーを破壊する、敵チャンピオンを倒すなどによってゴールドを稼ぎ、武器を購入する」などして成長できる。「敵チャンピオンの成長を阻止しつつ、ゴールドを稼ぎ、相手の陣地深くに潜り込み、Nexusを破壊する」という戦略が欠かせない。
序盤から、かれはchillどれんチームRacon選手が強化GGGチームGOOD TRY選手にターゲットオンし、成長を阻止して戦力として使えないようにするという戦略に出る。
出現するドラゴンを次々と討伐し、バフ(強化)を稼いだり、レーン上のタワーを次々と破壊したりしていくのも、かれはchillどれんチームだ。
相手の動きを読み、対策を練り、即座に実行。「仕事なら、状況が分かった上で、前日から資料を準備してあれしよう、これしようという対策を練ることができるが、その場で瞬時に、『今、こうだから、俺も合わせるわ』と、提案、報告、連携ができるのは素晴らしい」(OooDaさん)といわれるアドリブ力によって、第1試合は、かれはchillどれんチームが先取した。
2試合目では、強化GGGチームが相手の得意そうなチャンピオンをピックできないようにバン(相手が使えないチャンピオンに指定すること)する、かれはchillどれんチームがBOTレーンで戦いを仕掛けてくるだろうと予測するといった対策が見られた。
しかし、かれはchillどれんチームはそれを読み、新バージョンで投入されたばかりの、序盤から戦力となるチャンピオンをすかさずピックした。BOTレーンに集結させてパワーで押し切ったり、2試合目でリーダーのKaraage選手と入れ替わったhiyoko選手がミニオンに化けたりするなど知略を用い、敵陣地のNexusを破壊して勝者となった。
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