うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する本連載。今回は、2月18日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Googleは2月21日(現地時間)、Google Workspace向けの生成AIサービス「Gemini for Google Workspace」を発表した。日本を含めGoogle Workspaceの提供国で利用できるが、今のところ使用できる言語は英語のみとなっている。
Google Workspaceでは、従来「Duet AI for Google Workspace」が提供されていたが、「Gemini for Google Workspace」に置き換えられる形だ。Duet AI for Google Workspaceを契約していた場合、自動的に「Gemini Enterprise」(年間契約で月額30ドル/3400円)に更新される。この他、年間契約で月額20ドル(日本では2260円)の「Gemini Business」も追加された。
機能としては、Gmailやドキュメントでの下書き作成や推敲(すいこう)、スライドでの画像生成など、個人向けのGoogle One AIプレミアムで提供されているものと同等となっている。また、間もなくGeminiとのチャットで、「Gemini Ultra 1.0」の利用も可能になる。これは個人向けに「Gemini Advanced」として提供されているものだ。
Googleは2月21日(現地時間)、個人向けの「Google One AI プレミアム」について、Gmailやドキュメント、スプレッドシートなどでGeminiが利用可能になったと発表した。ただし、現状で利用できるのは英語のみだ。
Google One AI プレミアムは、2月初めに対話型AIサービス「Bard」を「Gemini」へ改名するのに併せて発表されたGoogle Oneの新プランだ。Geminiにはモバイル向けのNano、無料のGeminiで利用できるPro、そして最上位のUltraがある。
Google One AIプレミアムの加入者は、対話型AIサービスGeminiでUltra 1.0を使用する「Gemini Advanced」を利用可能となる。
サービス開始時に、Gmailやドキュメント、スライド、スプレッドシート、Meet(旧Duet AI)でGeminiを利用した下書きの作成や文章の推敲、スライド内で直接画像を生成するなどの機能が発表されていた。
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