ASRockとギガバイトの白基板AMDマザーボードが同時期に登場! 着実にある白モデルのニーズ古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)

» 2024年03月12日 06時00分 公開
[古田雄介ITmedia]

 先週(3月3日週)、マザーボードの新製品で目立っていたのは、白い基板を採用した2つのAMD系のATXモデルだ。

「多少高くても白がいい」という着実なニーズ

 ASRockからは「B650 Steel Legend WiFi」が3万9000円弱(税込み、以下同様)で登場した。3基のM.2 SSDスロット、2.5GbE対応の有線LANとWi-Fi 6E対応の無線LANなどを備えている。白基調ながら迷彩柄風のデザインを採用しているのもポイントだ。

ドスパラ秋葉原本店に入荷した「B650 Steel Legend WiFi」 ドスパラ秋葉原本店に入荷した「B650 Steel Legend WiFi」
「B650 Steel Legend WiFi」の製品画像 「B650 Steel Legend WiFi」の製品画像

 ギガバイトからは「B650E AORUS ELITE X AX ICE」が4万7000円前後で売り出された。2月に登場した白基板のB650Eモデル「B650 AORUS ELITE AX ICE」(初入荷時4万2000円前後)の強化版といえる位置付けで、チップセットがAMD B650からB650Eとなり、PCIeスロットがPCI Express 4.0から5.0にグレードが上がっているなどの違いが見られる。3基のM.2 SSDスロットを備え、2.5GbEの有線LANとWi-Fi 6Eの無線LANにも対応している。

TSUKUMO eX.に並ぶ「B650E AORUS ELITE X AX ICE」 TSUKUMO eX.に並ぶ「B650E AORUS ELITE X AX ICE」
「B650E AORUS ELITE X AX ICE」の製品画像 「B650E AORUS ELITE X AX ICE」の製品画像
2月初旬に登場した「B650 AORUS ELITE AX ICE」と、そのmicroATX版の「B650M AORUS ELITE AX ICE」 2月初旬に登場した「B650 AORUS ELITE AX ICE」と、そのmicroATX版の「B650M AORUS ELITE AX ICE」

 2モデルを入荷したTSUKUMO eX.は「白い基板を使うとなると工場のラインから調整する必要があるので、どうしても値段が上がってしまいます。それでも『白だから』と着実なニーズがあるんですよね。どちらも価格面よりも、白基板という付加価値の方が注目されています」と話していた。

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