先週(3月3日週)、マザーボードの新製品で目立っていたのは、白い基板を採用した2つのAMD系のATXモデルだ。
ASRockからは「B650 Steel Legend WiFi」が3万9000円弱(税込み、以下同様)で登場した。3基のM.2 SSDスロット、2.5GbE対応の有線LANとWi-Fi 6E対応の無線LANなどを備えている。白基調ながら迷彩柄風のデザインを採用しているのもポイントだ。
ギガバイトからは「B650E AORUS ELITE X AX ICE」が4万7000円前後で売り出された。2月に登場した白基板のB650Eモデル「B650 AORUS ELITE AX ICE」(初入荷時4万2000円前後)の強化版といえる位置付けで、チップセットがAMD B650からB650Eとなり、PCIeスロットがPCI Express 4.0から5.0にグレードが上がっているなどの違いが見られる。3基のM.2 SSDスロットを備え、2.5GbEの有線LANとWi-Fi 6Eの無線LANにも対応している。
2モデルを入荷したTSUKUMO eX.は「白い基板を使うとなると工場のラインから調整する必要があるので、どうしても値段が上がってしまいます。それでも『白だから』と着実なニーズがあるんですよね。どちらも価格面よりも、白基板という付加価値の方が注目されています」と話していた。
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