PFUのハイエンドキーボード「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S」(以下、HHKB Professional HYBRID Type-S)のリファービッシュ品が、セール価格で販売されている。
リファービッシュ品とは、さまざまな理由で返品となった製品を、メーカーが責任を持って点検や清掃をして新品同様に使える状態にし、再度流通経路に乗せた製品だ。
HHKBのリファービッシュ品は、通常販売品と同等の付属品をセットしており、1年保証もついているので安心して購入できる。
これまで同社ではHHKB Professional HYBRID Type-Sのリファービッシュ品を新品より10%割り引いた価格で販売していたが、今回のセールでの割引率は15%になる。リファービッシュ品の販売自体が不定期で行われているので、リファービッシュ品セールはめったにないチャンスといえるだろう。
終了期間は未定だが、リファービッシュ品ゆえ、売り切れたらそこで終了となる。気になる人はPFUダイレクトリファービッシュ品コーナーをのぞいてみてはいかがだろうか。
なお、本稿では通常販売品へのAmazonリンクを掲載するが、セール会場はPFUダイレクトリファービッシュ品コーナーとなっているので注意してほしい。
BluetoothとUSBのハイブリッド接続、軽いキータッチ、キーマップ変更機能など、キータイピングに期待される多彩な機能を備えたHHKB Professional HYBRID Type-S。初心者でも比較的扱いやすいのが、刻印ありの日本語配列モデルだろう。
JIS配列を基本とし、機能キーは「Fn」キーと数字キーの同時押しで利用する。HHKB独自のキーマッピングツールで、「Ctrl」キーや「Fn」キー、「半角/全角」キーなどを好きな位置に配置することもでき、ほとんどのキーをホームポジションから手を大きく動かすことなくタイプできる。
墨カラーは、黒に近いダークグレーの本体に、漆黒のキートップ印字が施されているモデルだ。遠目、または少し暗い場所では刻印があるかないかすら分からないほどキートップの印字がボディーに溶け込んでおり、クールな印象を与えてくれる。無刻印に挑戦する前の腕試しとして購入してもいいかもしれない。
キーボードにシンプルさに魅力を感じている人やプログラマーであれば、英語配列のモデルがマッチするかもしれない。徹底的にムダを省いたコンパクトな作りで、ホームポジションからほとんど手を移動させずに全キーに指が届くため、一度使い始めたら他のキーボードに移れない、という人もいるほどだ。
新品通常価格は3万6850円だが、今回のリファービッシュ品セールでは3万1350円で購入できる。一度使ってみたかったというのであれば、ぜひセール会場をのぞいてみてほしい
HHKB Professional HYBRID Type-Sでは、日本語配列/英語配列ともに無刻印モデルを用意している。ただし、日本語配列でのカラバリは「雪」のみだ。
無刻印モデルはその名の通り、キートップに印字がない。白と墨カラーでは製品名以外何も文字がなく、雪にいたっては製品名すらない潔さがある。
「文字キーならタッチタイピングできるが、記号キーや機能キーは不安だ」というのであれば、通常販売しているキートップセットや、今後販売される可能性のある「HHKB カラーキートッププロジェクト」の新色キートップを待つ、という手もある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.