Microsoftが、デスクトップ版「Outlook」で発生している不具合に関する回避先をサポートページで案内している。発生している不具合は、クラウド署名が「Outlook Web App」(OWA)と同期されないというものと、バージョン2403以降で共有メールボックスを検索できないというものの2つだ。
まずクラウド署名の件だが、デスクトップ版Outlookのバージョン2303以降ではローミング署名という機能が追加されている。従来、署名はデバイスローカルに保存されていたが、ローミング署名機能では、署名をユーザーのメールボックスに格納(クラウド署名)し、そのアカウントが利用する全てのデバイスで使用できるようになる。
今回の不具合は、新たにクラウド署名を作成した後、しばらくするとその署名が削除されたり、OWAと同期されないことがあるというものだ。根本原因は調査中だが、回避策としてレジストリ「\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\Outlook\Settings」の設定キーの名前を変更する方法を案内している。
もう1つの共有メールボックスが検索できない不具合は、フルアクセス権を持つ代理人が「現在のフォルダー」を検索範囲として共有メールボックスを検索しようとすると、「Outlookは検索を実行できません」というメッセージが表示されるというものだ。この問題も現在調査中だが、OWAからは検索可能とのこと。また、Officeをバージョン2403以前のビルドに戻すことでも回避できるとしている。
MyDearestは6月6日、人気ゲーム「8番出口」のVR版「8番出口VR」を7月12日にMeta Quest向けにリリースすると発表した。価格は690円(税込み、以下同様)だが、先行予約では14%引きの590円で購入可能だ。
「8番出口」は、日本の地下通路やリミナルスペース、バックルームなどにインスパイアされた、コタケクリエイト氏による個人開発の短編ウォーキングシミュレーターだ。2023年11月にSteamでリリースされ、2024年4月にはNintendo Switch版がリリース。5月31日には続編となる「8番のりば」が発売されている。
Meta Quest向けには、VRゲームパブリッシャー&スタジオのMyDearestが移植とパブリッシングを担当する。
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