米Adobeは6月10日(米国時間)、Adobe Creative Cloud/同 Document Cloud利用者向けの「基本利用条件」アップデートについての詳細をアナウンスした。
先ごろよりAdobeから示されていた基本利用条件のアップデートに対し、ユーザーが作成したコンテンツの権利についての懸念が各所で表明される事態となっていた。今回の説明はそれらの疑念に対するもので、“ユーザーのコンテンツの所有権はユーザー自身に帰属する”ことや“ユーザーのコンテンツで生成AIのトレーニングを行わない”こと、“ユーザーPCのローカルに保存されているコンテンツをスキャンすることは一切ないこと”などを明示。また機械学習などのテクノロジーを活用するための「製品改善プログラム」についても、参加を行わない選択(オプトアウト)をユーザーが任意に行うことが可能だとしている。
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