スウェーデン発祥のハードウェアメーカー「Fractal Design」の新製品お披露目会に潜入 Raspberry Pi用ケースも登場COMPUTEX TAIPEI 2024(2/2 ページ)

» 2024年06月13日 12時00分 公開
[モリケンITmedia]
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PCケースにも新製品 Raspberry Pi用ケースも参考展示

 Scapeの展示ブースにもちらっと写っていたが、Fractal DesignはRaspberry Pi用のケースも参考出展していた。同社の人気PCケース「Northシリーズ」のミニチュア版……なのだが、あくまで参考展示で、現時点での発売は予定していないという。

 出来が良いからか、日本からやってきていた販売代理店の担当者が「ぜひ発売してほしい」とプッシュしていたことが印象的だった。

Raspberry Pi用ケース Fractal Designの人気PCケース「Northシリーズ」のミニチュア版として作られたRaspberry Piケース。参考出展で発売予定はないそうなのだが、是非とも発売してほしいと思えるほど出来が良い
ホンモノとならべる ホンモノの「North」と並べてみると、その“小ささ”が際立つ

 もちろん、同社の名前を世に知らしめたスタイリッシュなPCケースにも、新製品が用意される。

 「Mood」は、“PC感”が非常に薄い新型PCケースだ。リビングに家具の1つとして置いても違和感がない。ファブリック素材のあしらわれた、特徴的な本体正面から吸気し、上部にある大型ファンで上方向に排熱する設計となっている。マザーボードはMini-ITX規格のものを搭載できる。6月中に発売予定だという。

Mood 一見するとPCケースに見えない「Mood」は、れっきとしたMini-ITX対応PCケースだ。リビングに置いても違和感がない
中身 ケースの外装部を取り外したところ。正面から吸気して、上部のファンを使って排気するというエアフローとなっている
背面 背面側もカバーで配線類を隠せるようになっている

 「Era 2」もMini-ITXケースで、その名の通り現行製品である「Era ITX」の後継製品となる。「机上に置いてもコンパクトで使いやすい」というコンセプトを継承しつつ、組み立てやすさやエアフローを改善したことが特徴だ。

Era 2 Era 2はMini-ITXケースでありながら拡張性をしっかり確保していることも特徴だ(写真はチャコールグレーモデル)

 トップパネルは前モデルと同様に木材を採用しているが、空気が抜けるようにスリットがしっかりと設けられている。また、背面には120mmファンが2基取り付けられている。ケーブルもしっかりとまとめられている。

トップパネル 先代のEra ITXと同様にトップパネルには木材を使用しているが、スリットを設けることでエアフローを確保している

 ケースを開ける際は、ダストフィルターを外してから外装を持ち上げるだけというシンプルな構造で、トップフレームもボタンをスライドして外せるツールレス構造となっている。グラフィックスカードのスペースも、3段階で調整可能だ。

ダストフィルター ダストフィルターは、ケース背面下部に手を掛けると取り外せる
ケース ダストフィルターを取り外すと、写真の様にケースの外装全体も取り外せる
コンパクトだが組み立てやすい コンパクトなケースだが、組み立てやすさには配慮が行き届いている
まとめられている ケーブル類もまとめられている

 RGBのライティングに頼らない、北欧らしいしっかりとして落ち付いたFractal Designのデザイン思想は、今回発表されたチェア、ヘッドセット、ケースでも健在だ。

 自分の家のPC回りも、こうした落ち着いたデザインがいいかもしれない――そう思えるいい見本になっていた。

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