今週(6月19日週)、入力デバイスで注目を集めていたのは、HEMU ELECTRONICSとSIKAKEYB、Rabbit0が共同開発したキーボード「HM66」だ。Gateronの「KS-20T Jade Switch」を採用した英語配列の60%キーボードで、価格は3万6000円前後(税込み、以下同様)となる。
キー入力を検知するアクチュエーションポイントを、高精度で調整可能なラピッドトリガー対応モデルで、キー入力の有効範囲を0.01mmから4.00mmまで0.01mm単位で設定できるのが特徴だ。また、ポーリングレートも8000Hzに対応している。
高価なキーボードながら、パソコンSHOPアークでは入荷してすぐに初回分が売り切れたという。「次回入荷は7月下旬の予定ですが、既に多くのお問い合わせをいただいています。結構攻めた価格設定ですが、非常に高性能なキーボードということで、かなり待っている人が多くいらっしゃいますね」と話していた。
同じゲーミングキーボードでは、Arbiter Studioから65%モデル「Polar 65 Keyboard Calabera Edition by Nacho Customz」も売り出されている。0.1mmから3.8mmまで20段階で感度調整を行える。価格は2万9000円前後だ。
「こちらはキーキャップにパッケージと同じイラストをプリントしていて、派手に自己主張できます。こういう選択肢も広がってきています」(同店)
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